不整脈の原因と症状と治療法・もし放置しておくと…

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不整脈の原因

不整脈を起こす原因は、心臓疾患などの病気が影響するものと病気とは関係のないものがあります。

不整脈の原因となる病気
・狭心症
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・心筋梗塞
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・動脈硬化
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・心臓弁膜症
・心不全
・心筋症
・高血圧
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・甲状腺異常
・電解質異常
・肺疾患
・糖尿病
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不整脈の原因となる病気以外のもの
・加齢
・体質
・ストレス
・睡眠不足
・疲労
・飲酒
・喫煙
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不整脈ってどんな症状が出るの?

〇頻脈
1分間の心拍回数が100回以上になる不整脈です。
脈が速くなると心臓から送り出される一回分の血液量が少なくなり、体に十分な量の血液を送り出せなくなります。
動悸、冷や汗、吐き気、めまい、失神などの症状がみられます。

頻脈には次のような種類があります。

・心房頻拍
心房の中に異常な電気信号が発生し、頻脈になる状態です。

・心房細動
心房の中に異常な電気信号が多発し、心房がけいれんすることで心拍のリズムが不規則になるものです。

・心房粗動
右心房の中で異常な電気信号が回り続け、心房の収縮が1分間に250~350回規則的に起こる状態です。

・発作性上室性頻拍
心室よりも上の部位で異常な電気信号が突発的に起こり、頻脈になる状態です。回帰性頻拍、WPW症候群、心房頻拍、心房細動などが含まれます。

・心室頻拍
心室の中で異常な電気が回り続け、心室の期外収縮が3つ以上連続して起こる状態です。

・心室細動
心室の中に異常な電気信号が多発し、心室がけいれんすることで心拍のリズムが不規則になる状態です。心室細動は心臓の働きが機能していないので、心臓が停止しているのと同じ状態です。

・WPW症候群(心室回帰性頻拍)
心房から心室に伝わった電気信号が、再び心房に伝わって異常な電気信号が回り続ける状態です。

〇脈が遅くなる(徐脈)
1分間の心拍数が50回以下になる不整脈です。
心臓から血液が送り出される回数が減り、体に十分な量の血液を送り出せなくなります。
体が思うように動かせなくなったり、息切れ、めまい、失神などの症状がみられます。

徐脈には次のような種類があります。

・洞不全症候群
心拍を調節する洞結節やその周りの障害によって脈が遅くなり、脳への血流が少なくなることで意識障害や失神などを引き起こすものです。

・房室ブロック
心房の電気信号がうまく心室に伝わらず、心室の収縮が少なくなるものです。

③脈が乱れる(期外収縮)
脈が飛んだり、抜けたり、リズムが非規則になる状態です。胸の不快感、胸の痛みなどの症状がみられます。
期外収縮には次のような種類があります。

・心房性期外収縮
規則正しい正常な心拍の間に、突然異常な電気信号が心房の中に発生して、リズムが乱れる状態です。

・心室性期外収縮
規則正しい正常な心拍の間に、突然異常な電気信号が心室の中に発生して、リズムが乱れる状態です。

不整脈の治療方法

不整脈の治療は、原因となる病気や治療による体への影響、不整脈の種類によって、薬を使う治療と薬以外による治療の2つの方法があります。
2つの方法を組み合わせて治療する場合もあります。

・薬物治療
不整脈の種類によって、抗不整脈薬、抗凝固薬などを使用します。

・ペースメーカー埋め込み術
ペースメーカーの本体は、一般的に左右どちらかの鎖骨の下に埋め込み、本体と心臓をつなぐリード線を挿入します。
1~2時間で終了する短い手術となります。
ペースメーカーはリードを介して心臓の電気信号を読み取り、心臓のリズムを整える必要がある時に本体から電気刺激を送って治療を行います。

・高周波カテーテルアブレーション
カテーテル(細い管)を心臓に挿入し、不整脈の原因となる部位の心筋細胞を焼灼します。
焼灼した部位は異常な電気の発生を防いだり、異常な電気を通すのを抑制するので不整脈が起こらなくなります。

・ICD(植込み型除細動器)治療
ペースメーカーと同じように本体とリード線を埋め込み、リードを介して心臓の電気信号を読み取ります。
重症な不整脈が発生した時に心臓に電気ショックを与え、正常なリズムを取り戻します。

・CRT-D(心臓動悸治療機能付き植込み型除細動器)治療
ICD(植込み型除細動器)と同じ働きをもち、心臓の左右の収縮するタイミングのズレを補正する機能があります。

不整脈を放置しておくとどうなるの?

不整脈によっては特に治療の必要もなく様子を見ても問題ないものがありますが、自覚症状だけでは判断できません。

心室細動、心室頻拍、房室ブロック、洞不全症候群などは致死性不整脈と呼ばれ、放置していると短時間でも死に至る危険性の高い不整脈です。

致死性不整脈でなくても、長時間放置することで血液循環が悪くなったり、心不全や脳梗塞を引き起こしたりする可能性が高くなる不整脈もあります。



 



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