メタボリックシンドロームは将来大きな病気になる可能性がとても高いので気づいたその日から原因を探り解消するための行動を起こさないといけません。
そこでメタボの基準と原因、そして解消方法をお伝えしていきます。
メタボリックシンドロームの基準値と原因
メタボリックシンドロームの基準をご存知でしょうか。
高血圧か高血糖か脂質異常症のどれかを持っていて腹囲が男性は85cm以上、女性は90cm以上あればメタボリックシンドロームと診断されます。
どれか一つでもあてはまればメタボリックシンドローム予備軍と呼ばれますので安心はできません。
そんなメタボの原因はたくさんあります。
食事の種類や食事の仕方など様々ありますので見ていきましょう。
①毎回食べ過ぎてしまう
②間食をたくさん摂る
③好きな物しか食べない
④お酒を飲む機会が多い
⑤移動手段は車やバス
⑥タバコをよく吸う
⑦忙しくてストレスが解消できない
⑧運動しない
⑨欠食やまとめ食い
⑩早食い
上記で挙げた10項目はメタボの原因となります。
なぜ上記のような行動がメタボになるのか理由と解消方法を見てみましょう。
メタボになる理由を理解し改善させる
①毎回食べ過ぎてしまう
食事のとりすぎは肥満への近道です。
早食いはせずに腹八分目で抑えましょう。
②間食をたくさん摂る
お菓子の食べすぎはエネルギー量だけでなく脂質や糖質も摂りすぎていることになります。
③好きな物しか食べない
偏食は栄養も偏りがちになります。
主食、主菜、副菜をそろえバランスの良い食事をとるようにしましょう。
④お酒を飲む機会が多い
お酒はカロリーが高く、酒の席では食事が偏りがちです。
野菜や海藻類を積極的に取りましょう。
お酒のカロリー
ビール500ml=ごはん茶碗一杯分
日本酒一合=ごはん茶碗一杯分
です。
⑤移動手段は車やバス
外出時はできるだけ歩く、階段を使うなど普段の生活活動を工夫して意図的に活動するようにしましょう。
ストレッチや軽めの運動なんかも効果的です。
⑥タバコをよく吸う
喫煙は動脈硬化を促進させ、糖代謝や脂質代謝異常も起こします。
⑦忙しくてストレスが解消できない
ストレスはメタボの遠因です。暴飲暴食や過度の睡眠時間などで体調が崩れないようストレスを溜めこまないようにしましょう。
⑧運動しない
食べるエネルギー量が消費するエネルギー量を上回れば体重は増えていきます。
運動はブドウ糖や脂肪酸の消費が促進されますのでダイエットに効果的です。
⑨欠食やまとめ食い
規則正しい食生活は体がそれに応じてエネルギーを消費しようとしますが、欠食したりまとめ食いをしていると体は飢えに備えてエネルギーを脂肪として溜めこもうとします。
⑩早食い
また規則正しく食べていても早食いをしていると脳の満腹中枢に伝達が行く頃にはすでに過食状態となっています。
ですのでよく噛んで食べましょう。
よく噛むことで普段よりも摂取量が減らすことができるのでダイエットしたい方にはお勧めです。
肥満にならない間食の摂り方
・間食は1日1回までにする
常に口の中に何かを入れる癖は直していきましょう。
・袋菓子は要注意
袋に入っているお菓子は開けるとつい食べすぎてしまいます。
食べる分だけ小皿に盛るなどして食べる量を調整しましょう。
・コンビニのスイーツ…
コンビニに行けばおいしそうなスイーツが並んでいてついつい手が伸びてしまいます。
お腹が空いているときにコンビニに行かないようにしましょう。
・ながら食いをやめる
ながら食いは自分が食べている量を把握しずらくついつい食べ過ぎる傾向にあります。
・夜遅くの間食は肥満の元です。
夜は活動量が少なく代謝が落ちます。
さらに脂肪を蓄えるたんぱく質が分泌されて太りやすくなります。
夜8時以降の間食は控えましょう。
虫歯や歯周病予防になりますので一石二鳥です。
おすすめの間食の食材は普段取れていない栄養素を摂ることが望ましいです。
果物にはビタミンが入っています。
サツマイモには食物繊維が入っています。
ヨーグルトにはカルシウムが入っています。
自分に足りないものを補うような間食の摂り方をすれば自然とメタボは改善されていきます。