生活習慣からくる歯周病の原因と予防・健康にどう影響を与えるのか

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生活習慣 歯周病

 

生活習慣が乱れていると歯周病にもなりやすくなるんですよねー。

自分の歯は中学生の時に表彰されるくらいきれいな歯をしていました。

しかしそのためか歯医者に行かず歯周病になり38歳で部分入れ歯を入れるなんてことに…。

もうこれ以上歯を失いたくないので毎日4回くらいブラッシングをしています!

そんな歯を失う歯周病なのですが実は生活習慣が大きくかかわっています。

そこで歯周病の原因と予防、健康への影響についてお話していきたいと思います。

 

歯周病の原因

 

動脈硬化 運動

歯周病は細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患です。

食べかすをきれいに掃除できていないでいると多くの細菌が停滞し歯肉炎になったりします。

歯周病により、歯と歯茎の隙間を広げポケットを形成して歯自体を支える土台が溶けてなくなっていきます

歯周病は普段の生活習慣や食生活、嗜好品などでかかりやすくなるのでポイントを押さえておきましょう。

・炭水化物や甘いものなどの糖分は歯垢をつくりやすく虫歯の原因になり細菌が繁殖しやすい環境になります。

・睡眠不足や不規則な生活、過労やストレスは体の防御機能を弱め細菌の繁殖が活発になり歯周病の原因にもなります。

・喫煙者はタバコを吸わない人よりも5倍歯周病になりやすいと言われています。
タバコに含まれる物質が歯茎を硬くしたり、出血を抑えることで症状に気づきにくくする傾向にあります。
口の中の免疫力が低下し、血流が悪くなったり歯周病菌が増殖します。

・間食が多いと虫歯になりやすくなります。
食べ物を食べると口の中は酸性に傾きやすくなり歯の成分が溶け出してしまいます。
唾液で歯の成分を修復できますが間食が多いと修復が間に合わなくなり虫歯になります。

 

歯周病の予防

生活習慣 歯周病

歯周病の予防は食べ物や食べ方からも変わってきます。

・タンパク質やビタミンA・C・Dカルシウム・リンなどは歯を強くして食物繊維はお口の中をきれいにしてくれますので野菜を多く摂取できるように心がけましょう。

・よく噛むことは唾液の分泌を促し口腔内環境を整え細菌の繁殖を防ぐことができます。
細菌の繁殖を抑えることができると歯周病の進行を止めることができます。

正しいブラッシングは歯医者さんでも推奨されていてとくに食後の丁寧な歯磨きが歯周病の予防の一番の方法だと言われています。

歯ブラシはこまめに交換することが理想で、交換のタイミングは1カ月が目安です。

毛先の開いた歯ブラシではプラークは除去できません。

 

歯医者での定期健診

これは普段のブラッシングでは取り切れない歯垢を除去するために絶対に必要です。

定期的な検診は歯を長く健康に保つ秘訣です。

 

歯周病がもたらす健康への影響

歯周病原生細菌とその細菌のだす毒素などにより全身の様々な病気とかかわりがあるのでいかに歯周病対策が重要かが分かりますね。

歯周病と関連のある病気やトラブル

狭心症・心筋梗塞・糖尿病・骨粗鬆症・動脈硬化・肺炎・腎炎・関節リウマチ・早産、低体重児出産・感染性心内膜炎・認知症・ある種のがんなど

・糖尿病

歯周病で歯を失うと柔らかい食べ物を食べるようになり柔らかい食べ物の多くは糖質を含んだものが多く、糖尿病になりやすい傾向にあります。

歯周病は糖尿病の6番目の合併症ともいわれています。

歯周病になるとインスリンの効きも悪くなり、血糖コントロールまで悪くなってしまいます。さらに糖尿病の方は抵抗力も弱まっているので口腔内に細菌が繁殖しやすく悪循環となります。

・心臓病

心筋梗塞・狭心症・感染性心内膜炎

歯肉から血管に侵入した歯周病菌と内毒素により血栓が作られて血管をつまらせることがあります。

・早産・低胎児

歯周病菌が増えると血中にサイトカインという物質が出され、このサイトカインが増えると体は出産の合図として早産を引き起こします。

自分はいま部分入れ歯(左の奥上)しているのですがその歯でものを噛んでも味が分かりにくいです。

お年寄りの方がいれば出物を食べてもおいしくないという意味が分かりました。

こうなると食事も楽しめなくなるので残りの歯を大切にしたいですね。

 

まとめ

毎日こまめにブラッシングすることと歯医者での定期健診での歯垢除去が最も歯周病の予防、進行を止めることにつながります。

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