巻き爪の原因と治療方法・放置しておくとどうなるのか

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巻き爪の原因

原因はさまざまで、遺伝的に爪の性質が巻きやすい人もいます。

または、爪切りの習慣によるものが多く、丸く切られた爪、深爪から引き起こされる場合や、窮屈な靴など不適切な履物による圧迫などから起こる場合もあります。

 

巻き爪はどこの病院に行けばいいの?

巻き爪は皮膚科で治療が可能です。

クリニックでも、総合病院でも可能です。

総合病院にはフットケア外来と言って、巻き爪や白癬などの足病変がある場合、治療や予防、ケアが行える外来があります。

特に糖尿病の方は巻き爪が原因で傷ができ、そこから感染し炎症が起きることで足病変を悪化させると治りにくい状態になります。

そのような状態にならないように、定期的に受診して日常のケアの指導や定期的に状態を観ていく外来があるため検討されても良いと思います。

 

巻き爪の治療方法


治療方法は4つあります。

・テーピング法
爪が肉に食い込んでいる状態なので、テーピングで食い込んでいる肉を伸ばして痛みを和らげる方法です。
外れてしまえば、自分で行える手軽な方法です。

・コットン法
これは爪の角が皮膚に食い込む状態を小さいコットンを挿入し、爪が真っすぐに伸びるのを待ちます。

・ワイヤー法
爪にワイヤーを刺して固定することで、爪が真っすぐに伸びてきたら治療は終了です。

・手術
局所麻酔下で、爪が食い込んでいる部分を切り取ります。
創部が治るまで1か月程度かかります。

以上の治療方法がありますが、普段の爪のケアも重要です。

爪は本来丸く切るのではなく、真っすぐカットします。

角はやすりで研ぎ、切っても深く切らないようにします。

セルフカットが出来ない場合は、家族や皮膚科受診の際に適切な方法でカットして巻き爪が悪化しないようにしましょう。

 

巻き爪を放置しておくとどうなるの?

巻き爪は、巻いている爪をさらに短く切ることで巻き爪を悪化させます。

巻き爪が肉に食い込んでいくと、そこから痛みが生じ、その痛みをかばおうとしてバランスを崩し転倒しやすくなります。

高齢者の場合、転倒から骨折し寝たきりや最悪命を落としてしまう事態になってしまいます。

 

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