婦人科のいいところ
婦人科のいいところは、周手術期が学べることです。
患者のほとんどは手術を目的として入院してきます。
術前の患者には、まず入院から退院までのスケジュールを説明し、何か疑問点があればその場で解決します。
患者・家族からは、麻酔からどのくらいで目が覚めるのか、痛み止めは飲めるのかなど質問されることが多かったです。
婦人科患者は意識がハッキリしている方が多いため、この術前説明を経験し、人見知りをしなくなり、コミュニケーション能力を身につけることができます。
入院スケジュールの説明後は、医師による内診があるため、看護師は介助につきます。
婦人科特有の内診介助のスキルを身につけることができることも、メリットだと思います。
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婦人科のしんどいところ
婦人科のしんどいところは、前述でも述べたように婦人科に入院される患者は意識がハッキリしている方が多く、また女性のため、様々なことをよく観察しています。
そのため、看護師のケアを統一しなければ、「私はあんなケアされてない」などの不満に繋がりやすいことです。
苦情などが多いのは婦人科のしんどいところだと思います。
看護に統一性をもたせるために、看護師はチーム間でケアの統一をするために、必ず毎日カンファレンスを行なっています。
カンファレンスでは、患者状態や看護計画の見直しをメインとして行います。
婦人科に向いている人
婦人科に向いている人は、報告・連絡・相談ができる人です。
術後は急変しやすい状態のため、少しでも異変を感じたら必ず報告・連絡・相談することが必要です。
また婦人科は女性が入院してくるため、羞恥心に対する配慮ができる人・気が効く人が向いていると思います。
女性は話をすることが好きな人が多いため、聞き上手の人も婦人科に向いていると思います。
優しい声かけなど気遣いが出来る方が良いです。
婦人科に向いていない人
婦人科に向いていない人は、優しい心で接することができず冷たい対応しか出来ない人です。
また、報告・連絡・相談ができずに自分勝手に行動する人や気が効かない人も向いていないと思います。