肺腫瘍とは?肺がんと何が違うの?その治療方法は?

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肺腫瘍とは

良性の肺腫瘍は、ごくまれな病気です。

気管支内や肺の中に発生しますが、ほとんど進行せず原型を留めた形で存在していることがほとんどです。

健康診断でレントゲン撮影をした際には、良性の肺腫瘍の診断ができないため病院での精密検査などで慎重に経過を追う必要があります。

肺腫瘍と肺がんの違い

肺腫瘍の進行は、悪性の肺がんと比べて進行が非常に遅く症状もないことがほとんどです。
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また、転移することもありません。
しかし、肺がんの場合は深刻です。

その進行は早く、脳や骨などに転移することがあります。

また、咳や痰、血痰、がん性疼痛などの症状が現れます。

肺腫瘍か肺がんかを判断するためには、気管支鏡検査と言って気管支に内視鏡を挿入して組織を採取し確定診断を行います。

肺腫瘍の症状

肺腫瘍の症状はほとんどありませんが、まれに気管支などに腫瘍が発生した場合、気管支が狭窄(狭まり)し、喘息のような咳や痰が出現することや、肺炎になる場合があります。



肺腫瘍の治療方法

良性の肺腫瘍の治療は手術療法となります。

放射線治療や化学療法は効果がありません。

良性腫瘍が、咳や痰の症状を増強する場合や、呼吸に支障が出る場合には胸腔鏡下手術か開胸手術を行います。

肺腫瘍の発生部位や、無気肺を併発している場合は、肺の一部も切除する場合があります。

この胸腔鏡下での手術は、約2㎝大の創部が3か所できるのみで、術後の痛みも感じにくく創部の傷跡も目立ちません。

肺腫瘍の大きさや発生部位によっては、開胸手術を行います。

特に開胸手術では、胸の皮膚や筋肉を切断する痛みと、神経を切断する痛みが生じます。

術後も痛みが続き、日常生活上支障が出る場合は主治医に相談をしましょう。

高齢者の場合、症状がほとんどなく肺腫瘍の進行も遅い場合は、あえて手術はせずに経過観察を行う場合があります。

胸腔鏡下手術・開胸手術ともに、全身麻酔を使用するので術後の全身管理後に、せん妄(夜間に大声で叫ぶことや、つじつまが合わないことを言い出すこと)や、痛みなどが原因で活動力が低下し筋力低下につながる可能性があり、術前のような生活を営むことが出来なくなることがあるからです。

良性の肺腫瘍は基本的には手術をせずに腫瘍の進行の状況を外来で経過を追うこともあります。

特に診断がつくまでは、良性か悪性か検査をしてみないとわからない部分があるので現在の症状も把握し、医師へ相談しましょう。



 



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