脂肪肝の原因と症状・治るのか・改善方法・検査方法・もし放置しておくと…

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脂肪肝を放置しておくと取り返しのつかない病気を引き起こします。

そんな脂肪肝も治し方や改善の方法はあります。

まずは脂肪肝の症状とどんなのか知っておく必要があります。

脂肪肝は治るのか

脂肪肝とは、肝臓に中性脂肪が多くたまってしまった状態をいい、肝細胞の30%以上たまった状態を脂肪肝と言います。

今や3人に1人が脂肪肝の可能性があるとも言われています。

脂肪肝は、結論から言うと軽度、中等度であれば食事や運動療法などで治ります。

ですが、重症化すれば肝硬変や肝がんへ進行し、状態によっては治療をしても治らないケースもあります。
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脂肪肝の症状ってどんなの?

脳卒中

脂肪肝は自覚症状がほとんどありません。

しかし、脂肪肝の場合、血中にも中性脂肪が多く流れ、ドロドロとした血液であるため血行不良をきたし、肩こりや頭痛、だるさといった不調を感じることもあります。

さらに、もともと肝臓自体症状が出にくい臓器なので、症状が出る頃には肝硬変にまで進行し重症化しているケースも珍しくはありません。

 

脂肪肝の検査方法

現在はエコーで7割以上見つける事ができ、また、採血検査では肝臓の機能を表す項目の、中性脂肪、GOT値,GPT値,Γ-GTP値が高くなります。

自覚症状が出にくいため、年に1回は健康診断などで定期的に採血検査を行い、肝障害の有無や兆候を把握する事が大事です。

 

脂肪肝の原因と対策・改善方法

対策、改善方法についてお伝えする前に、そもそも脂肪肝となる原因はなんなのでしょうか。

脂肪肝は、食べ過ぎ、運動不足、お酒の飲み過ぎ、血糖値が高い人、過度なダイエットも栄養不足と偏りで「低栄養性の脂肪肝」を引き起こします。

そのため、脂肪肝は肥満の人のみがかかる病気ではなく、どんな体型でも、たとえ痩せていてもかかる事はあるのです。

対策としては、生活習慣病を改善と、禁酒です。

お酒は3~5合を毎日飲み続けると2~3年で脂肪肝になるとも言われています。

禁酒が難しい場合は一回量を減らす、禁酒日を週に数日設けるなどして飲酒を控えることを心がけてください。

また、食事では糖質、脂肪を控え、高タンパク、高ビタミン、高ミネラルの食事をバランスよく摂取し、適度な運動も効果的です。

上記を踏まえ、脂肪肝を予防、改善するためにオススメの食材をいくつかご紹介しますので、参考にされてみてください。

まずイワシやシシャモ、しらすなどの小魚。

またサバやブリなど、血合いの多い青背魚です。

これらの魚にはエラスターゼが豊富に含まれており、血管を若返らせるので脂肪肝や動脈硬化にも効果的です。

次にしじみです。

ご存知の方も多いかもしれませんが、しじみには肝細胞を守り、丈夫にするタウリン、ミネラル、たんぱく質、ビタミン、などが豊富に含まれています。

このうち、タウリンは肝細胞の再生を促す働きを持ちます。

また、牡蠣も肝機能を高め、アルコールの解毒作用を促進する役目を持っているので飲酒量の多い人にオススメの食材と言えます。

 

脂肪肝を放置しておくとどのような事が起こってくるのか

脂肪肝を放置すると、肝臓は徐々に症状が進行し、最終的には肝硬変、肝不全や肝がんをも引き起こし、死に至ることもあります。

前述の通り、肝臓はなかなか自覚症状の表れにくい臓器ですので、自覚症状が出る頃には脂肪肝を通り過ぎ、重度の肝障害を患っていることも多いです。
 

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