知らないと怖い脱水の症状と対策・見過ごすとどうなるのか

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動脈硬化



脱水は大人も子供も起こります。

特に小さな子供やお年寄りは命にかかわるので注意が必要です。

そこで脱水の症状や予防方法など説明していきます。

脱水の原因

「脱水」とは、身体に必要な水分と排泄される水分のバランスが崩れ、身体の中の水分(体液)が不足した状態のことをいいます。

大まかにいうと、口から入れる水分と、尿などで身体から出ていく水分のバランスが崩れ、身体が乾いている状態のことをいいます。

また、身体の水分(体液)というのは、「水」と「電解質」が含まれています。

「電解質」とはナトリウムやカリウム等のことをさします。ざっくりいうと「塩っ気」です。

これらのことから、脱水の原因として以下の2つがあげられます。

①身体に必要な分の水分摂取の不足
②水分の過剰な身体の外への排泄

①が起こる要因としては、まさにそのままですが、水分摂取量が身体に必要な量より不足していることがあげられます。
②が起こる要因としては、発汗、多尿、嘔吐、下痢などがあげられます。

脱水の症状

後悔

脱水の一般的な症状としては、「口渇」「皮膚・粘膜の乾燥」「尿の減少」「だるさ」「立ちくらみ」「頭痛」などがあげられます。

「皮膚・粘膜の乾燥」とは、眼球やまぶたの裏側や口の中、唇等が乾いている状態のことをさします。

また、脱水が重度になると、「血圧低下」や「頻脈」、わかりやすいところでいうと、意識が薄れ、ボーッとしたり、活気がなくなったりする「意識障害」が生じます。



脱水を起こさない対策

脱水を引き起こす原因は「①身体に必要な分の水分摂取の不足」、「②水分の過剰な身体の外への排泄」です。

そのため、脱水を起こさない対策としては、「①必要な水分の摂取」と「②過剰な水分の排泄の予防」の2つがあげられます。

①必要な水分の摂取
年齢や体格などにもよりますが、一般的に、身体に必要な水分の量は、体重1kgあたり約35mlといわれています。
例えば、体重50kgの人の場合は、約1.5L~2Lです。
ただ、この計算には食べ物から摂取できる水分も含まれています。
食べ物から摂取できる水分量は約1Lなので、食べ物以外に約1~1.5Lの水分を摂取するのが目安です。
また、身体の水分(体液)は「水」と「電解質」で出来ています。
ですので、脱水の症状が表れている際は、「ただの水」ではなくて、水に食塩とブドウ糖を溶かした「経口補水液」を購入し、摂取することをオススメします。
また「経口補水液」は、水1Lに対して食塩3g、砂糖20~40gを溶かして、自分で作成することもできます。
ちなみに、飲料メーカーが販売するスポーツドリンクなどは、糖分が多めで、「塩っ気」が少ないため、より体液に近いのは「経口補水液」であると言われています。
また、腸からの吸収も、スポーツドリンクよりは、「水」や「経口補水液」の方が良いというデータもあります。

②過剰な水分排泄の予防
水分は汗や尿から体外へ排出されます。
この量が過剰になると、身体に必要な水分量を保つことができません。また、嘔吐、下痢などによって、過剰に排泄されてしまう場合もあります。
なので、脱水の予防のために以下の4つの対策が必要です。

(1)過度の発汗を防ぐため、室温を調整する

(2)猛暑日などの天気予報が出ている日は、できるだけ外出をさける

(3)食中毒など、下痢、嘔吐の症状が出る疾患に注意する

(4)過度の運動、飲酒を避ける

また、体温が1℃上昇すると、身体を動かしていなくても、約100mlの水分が失われるといわれています。
その他、お酒は利尿作用が強く、アルコールを分解するためにも水分を使います。
ビールを1L飲むと、1.1Lの水分を失うという報告もあります。
なので、身体が熱くなる環境やお酒を飲んだ後などには、いつもの水分量にプラス1~2杯、水分摂取する必要があります。
さらに、下痢や嘔吐時は「水」だけでなく「電解質」も体外に排出されてしまっています。
下痢や嘔吐がみられるときは、「経口補水液」や「スポーツドリンク」などで「電解質」を補うことが重要です。

脱水を放置しておくとどのような障害が起こってくるのか

脱水とは、身体の水分、つまり体液が不足している状態です。

体液には、生命を維持するのに必要な、酸素や栄養素を体中に届ける働きがあります。

しかし、脱水に陥っている場合は、この機能がうまく働きません。

このことから、脱水は、重症化するとショック状態をおこし、水分や毒素の濾過をする腎臓の機能不全や、意識障害などを引き起こします。

また、最悪の場合は死亡する危険がある、とても注意が必要な状態のひとつです。




 



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