脳梗塞とは・原因・前兆・症状・再発率・死亡率・治療方法・後遺症・治療期間・回復の見込み

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脳梗塞について



脳梗塞について

脳梗塞とは

脳梗塞とは、脳の血管が突然詰まることで血流がとだえ、脳細胞が死んでしまう病気です。

脳細胞は、血流が止まって数時間以内に完全に死んでしまうので、再生は困難です。

脳梗塞の原因

原因は二つあります。

一つは脳血管そのものに起こる動脈硬化、脳血栓症です。

脳の動脈硬化の進行にともない、血管の内部が狭くなり、血流の悪い部分ができていると、わずかな血圧変化をきっかけに、その部分に血栓ができ血流を完全に塞ぎます。

もう一つは、心臓に原因があるもので、その大部分は心房細動によるものです。

心臓の中にできた小さな塞栓が血液の流れに乗って脳血管に運ばれ、血流を塞いでしまう脳塞栓症という疾患によるものです。

脳梗塞の前兆・症状

急にろれつが回らなくなった
喋りにくくなった
力はあるけど立てない
ふらつく
片方の目が見えない
ものが二つに見える
視野の半分が欠ける
片方の顔や手が急にしびれる
麻痺がおきる
などの症状が多いです。

代表的な4つである
Face(顔のまひ)
Arm(腕のまひ)
Speech(ろれつが回らない)
Time(迅速な対応、発症から治療開始までの時間)
の4つの頭文字から「FAST」が有名です。

たとえ一過性で、軽症であっても症状が見られた場合には、一刻も早く医療機関を受診して医師の診断を受けましょう。

脳梗塞の再発率・死亡率

脳梗塞は脳に血栓ができることが原因で発症しますが、血栓ができた原因が生活習慣にあると、また再発する可能性があります。

完治した人の約20―30%は3年以内に再発するというデータもあります。

しかも、再発をする度に重症になります。

これは、発症する度に脳細胞が障害を受けるためです。

つまり、一度軽症で済んだとしても、二度と起きないよう、治療を内服を継続し、自己判断で中止しないことです。

脳梗塞の治療方法

症状が出てすぐの急性期は4種類の薬を使います。

血栓を溶かす薬
脳を保護する薬
脳のむくみ(腫れ)を抑える薬
血液が固まるのを抑える薬
による治療などが行われています。

神経症状(手足の麻痺やしびれ、うまくしゃべれない、目が見えにくいなど)を改善することにより、日常生活における動作の障害を最小限に止めることが目的です。



脳梗塞の後遺症

主な後遺症には3つあります。

・運動麻痺
脳の細胞や組織などが脳梗塞によって障害を受けることで、体の神経機能などが麻痺してしまう脳性麻痺という後遺症があります。
体の片側だけが麻痺して動かしにくくなる
少ししか動かせなくなる(片麻痺、半身麻痺)
細かい動作が困難になる
手足の動きの調節ができなくなる(運動機能低下)
正しい姿勢が取れなくなる
などがみられます。

また、
感覚障害
視覚障害
誤嚥
嚥下障害
も起こります。

・言語障害
言語障害には、言葉を理解することができない、伝えたいことも伝えられなくなるといった意思疎通が困難になります。
言葉に対してだけではなく、文字が書けなくなるという症状が出ることもあります。

・認知障害
認知症に似ています。
あらゆることに対し、普通の感覚を失ってしまうことが多いです。
空間を認識できなくなる、モノや人の名前が思い出せない、迷子になる、など認知症にとてもよく似た症状です。
自分の病気が理解できなくなることもあります。

脳梗塞の治療期間や回復の見込み

一旦脳梗塞を起こすと、重度の後遺症が残ったり、生命に関わることもあります。

治療の一つとして、リハビリを早期に開始するようにもなっています。

体を動かさないと日々筋力が落ち、関節も動かしにくくなります。

早ければ発症翌日から、だいたい1週間までの間に開始することが多いです。

しかし、リハビリを開始して6か月しても動かない場合は、それ以上の改善は見込めないと見なされます。

しかし、再発予防も兼ねてリハビリすることが重要です。



 



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