知らなきゃ怖い糖尿病の方のアルコールと低血糖の関係性

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アルコール 低血糖 糖尿病

 

生活習慣の乱れから糖尿病になる方はとても多いです。

多くは食生活の乱れから来ているのですが実はアルコールを飲むことで低血糖を起こされる方がおられます。

このページではそれについてお話ししたいと思います。

皆さんお酒好きですか?

私は好きです^^

みんなでわいわい飲むの楽しいですからね。

\(◎o◎)/

お酒飲んだ後ってお腹が空いてラーメンを食べたくなったりしませんか?

よく言いますよね「しめのラーメン」って。

今までお酒を飲んで食べたりしていたのにお腹がすくなんて変だと思いませんか?

それにはアルコールと肝臓の関係にあるんですよね。

これから話す話はちょっとした豆知識ですからお友達に話すと「へ~」なんて感心されますよ^^

食べ物を食べると胃で消化され腸で吸収されますよね。

そして糖は血液中に入っていって血糖値が上がります。

その血液中の糖を肝臓や筋肉に取り込んでいるのがインスリンなんですね。

筋肉に貯蔵された糖は筋肉を動かすときのエネルギーとして消費されます。

では肝臓に貯蔵された糖はいつ使うと思いますか?

空腹になったら肝臓から貯蔵されている糖が出て体の血糖値を安定させる働きがあるのですよ

お腹が空いたままだと低血糖になりますからね。

低血糖にならないために肝臓は糖を血液中に放出させます。

しかし糖尿病の方がアルコールを飲むと低血糖を起こす危険性があります。

 

実は低血糖って高血糖より怖いんですよ。
看護師としては低血糖を発見するとすぐに対応しないといけません。
だって低血糖が続くと意識失いますからね。

そんな低血糖を防ぐために肝臓は糖を放出するという役割があるんですよ。

 

しかし!アルコールを飲むと肝臓はアルコールを分解することを優先させます!

 

だってアルコールは体の毒ですから解毒しないといけないんですよ!

 

肝臓はアルコールを解毒するという作業をするため糖の放出が出来なくなるんです

 

肝臓が解毒している間は糖が放出されませんから体は糖を欲しがります。

これが普通の人ならお腹がすくということにつながるんですね。

だからしめにラーメンが食べたい!ってなるんですよ。

すると今まで食べたもの+ラーメンが体に吸収されるので欲望に身を任せてラーメン食べたりしてはいけませんよ(笑)

問題はここからなのですが…。

アルコールと低血糖の関係性といいましたが健康な方で糖尿病の薬(血糖値を下げる薬)を飲んでいない方は問題ありません
しかし血糖値を下げる薬を飲んでいる方は大問題です!

 

先ほども言いましたが肝臓はアルコールを分解、解毒している作業中に糖を放出できません。

血糖値を下げる薬を飲んでいると(インスリン注射含む)くすりは血糖値を下げる働きを行います。

もう見えてきましたね。

アルコールを飲む→肝臓はアルコールを解毒する→アルコールを分解中は肝臓は糖を放出できない→血糖値を下げる薬を飲んでいる→血糖値は下がる→低血糖

先ほども言いましたが低血糖は意識を失い命の危険性も出てきます。

だから糖尿病の薬を飲んでいる人がお酒を飲んではいけないという指導があるのです。

これがアルコールと低血糖の関係性でした。

薬を飲んでいない多くの方は問題ありませんのでご安心ください。

まとめ

アルコールを飲むと肝臓はアルコールを分解する作業で忙しくなるので肝臓は貯蔵された糖を体に放出できない。

血糖値は下がりお腹が空いたとなりラーメンが食べたくなる。

糖尿病の薬を飲んでいる方はお酒を飲むと低血糖を引き起こすのでダメダメ!

 

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