生活習慣が乱れていると病気になる原因になります。
そして癌や脳卒中になるリスクも増えるので改善と対策方法を考えていきましょう!
がんは日本の死因第1位です!
3人に1人は癌によりお亡くなりになっています。
私も他人事ではありません。
がん検診の受診率は20~30%で先進国の中で最も低い数値になっています。
残りの70%以上の方々は症状が出てから検査してがんが見つかることになり、その中の多くの方は手遅れなんてことも…。
自覚症状がなく健康な状態なため、静かに進行する癌を発見できなかったのですね。
癌は早期発見早期治療が一番重要なので検診を受けることをおすすめします。
日本では男性も女性も肺がんと大腸がんが増加しています。
これらは生活習慣と深くかかわっていて喫煙や食事などが大きくかかわっています。
がんの予防には食事・運動・禁煙などの見直しが必要になってきます。
生活習慣からがん予防!食事編
野菜や果物は多くのがんを抑制すると言われています。
新鮮な野菜を多種類食べることが重要で、様々な抗酸化物質などはがん予防に効果があると言われています。
酸化した食べ物は体にあまり良くありませんので酸化していない新鮮な食材を選びましょう。
1日1個は果物を食べると良いですね。
肉を食べすぎないように魚や大豆製品を食べると良いでしょう。
肉に偏った食事はがんのリスクを上げるといわれています。
逆に魚や大豆は癌になるリスクを下げる可能性があるので意識してみると良いでしょう。
①赤肉・加工肉の摂りすぎ
大腸がんのリスクになるので摂りすぎには注意しましょう。
②野菜、果物不足を回避しましょう。
野菜、果物不足は口腔がん・咽頭がん・喉頭がん食道がん・胃がんのリスクを抑えると言われています。
③塩分
塩分を控えると胃がんになるリスクを抑えると言われています。
④熱い食べ物を避ける
熱い食べ物は食道を荒らし食道がんになるリスクがあるので適温でいただきましょう。
⑤アルコールは適量にしましょう
飲酒をすると口腔がん・咽頭がん・喉頭がん・食道がん・肝がん・すい臓がん・乳がん・大腸がんのリスクが増えるので適量にしましょう。
アルコールをよく飲む人は適量が物足りなく感じると思いますが、休刊日をつくったり、人との付き合いの時だけ飲むなど今よりも飲む機会を減らす努力から始めましょう。
生活習慣からがん予防!禁煙編
これは肺だけでなく全身のがんにかかわっています。
副流煙も害ですので吸わない・吸わせないようにしましょう。
喫煙していると肺の伸縮力は低下します。
肺は膨らんで酸素を取り込み、肺が縮小して二酸化炭素を吐き出すのですがこの風船のような動きがタバコのせいでできなくなります。
結果COPDと言って肺の二酸化炭素と酸素のガス交換が出来にくい状態になります。
ずっと息苦しくなり日常生活で酸素を持ち運ばないといけない生活になります。
こんな人生になったら楽しくないでしょうね。
生活習慣からがん予防!運動編
運動をしていない人と運動している人ではがんによる死亡率が違います。
がん死亡率は運動をしていない人が積極的に運動している人の4倍以上にもなることが分かったのです。
さらに運動は大腸がん、とくに結腸がんの危険度を平均40~50%、乳がんの危険度を30~40%減らすというデータが出ています。
運動をすると大腸内の内容物の通過が促進され、発がん物質と大腸粘膜の接触時間が短くなるので大腸がんにかかりにくいと言われています。
また、運動により過剰に出るホルモンの分泌が抑えられ体に良いとされています。
活性酸素によって遺伝子が傷つくことでがんができると言われていますが定期的な運動は活性酸素から身を守る働きが高まることも知られています。
さらに、持久的な運動ががんの発生、増殖を抑制する免疫機能を高めるとの報告もあります。
早期発見の大腸がん自己診断チェック!
①大腸ポリープは良性なのでほおっておいても大丈夫だとおもう
②大腸がん検診を受けていない
③便に血が混じる
④肛門から出血する
⑤便秘と下痢を繰り返す
⑥便が細くなった
⑦排泄した後もまだ便が残っている気がする
⑧腹部にしこりがある
⑨家族の中に大腸がんにかかった人がいる
⑩大腸ポリープになったことがある
⑪食事をとる時間が不規則だ
⑫お酒をよく飲む
⑬動物性脂肪をよく食べる
⑭煙草を吸う
⑮運動不足である
この中で当てはまると思う項目が多い人ほど注意が必要です。
特に③~⑧の症状が気になる方は医療機関を受診しましょう。
大腸がんは早期発見・早期治療で95%以上が完治します!
市町村役場や健康保険組合では無料・一部負担で受診できるところもありますので問い合わせてみましょう。
検診は苦痛を伴わなくとても簡単です。
(便潜血検査と言って便を採取して出すだけです)
便に血が混じっていれば精密検査が必要になり大腸内視鏡検査や注腸造影検査が必要になります。
まずは簡単な検診を受けてみましょう。
がん検診を受けない人がたくさんおられます!その理由とは…。
①忙しくて受ける時間がない
自分の体なのに…。
癌になるとその治療と仕事を両立させられますか?
早期発見、早期治療が一番時間や費用が掛からない方法です。
②費用が掛かる
命よりお金が大切な人には仕方がないですね。
費用といっても検診ですから無料のところもあれば一部自己負担で済むところもあります。各自治体で問い合わせてみましょう。
③がんがあるとわかるのが怖い
死ぬ方が怖いですし、発見が遅れることによって進行して手遅れなんてことになったら後悔してもしきれません。
まさに早期発見を遅らせた自分を責めるしかないですね。
④健康に自信があって必要性を感じない
がんはゆっくり痛みなく誰にもわからなく成長していきます。
自覚した時にはもう手遅れなんてことがよくありますし、だから死因が上位なんですよね。
がん検査キット
食事は野菜と魚、大豆をそれぞれ1品を追加しましょう。
禁煙を心がけましょう
生活に運動を取り入れましょう。