PM2.5とは・症状・マスクは効果があるのか・おすすめのマスク

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PM2.5

近年では、PM2.5による健康被害も増えており、ニュースで注意喚起がされるなどその話題を耳にする機会も増えてきました。

そもそもPM2.5とは何なのか、どう対処すればいいのかについて紹介します。

PM2.5とは

PM2.5とは、微小粒子状物質といって、大きさが2.5μm以下の物質のことをさします。

花粉よりもさらに小さい大きさですので、空気中に浮遊し漂っています。

何からできているかというと、炭素や硝酸塩、硫酸塩などが混ざった有害物質となっています。

工場や自動車から排出されているガスなどから発生しており、特に発展途上国では、発生量が多く問題視されています。

日本にも中国などから季節風と共に飛来してくるので、3月から5月頃にピークとなります。

PM2.5にはどんな症状があるのか

PM2.5
PM2.5によって出現する症状は、くしゃみ、鼻水、咳、喉の痛み、目のかゆみなど、花粉症と同じようなものが多いです。

しかし、PM2.5は、とても小さいため、吸い込むと肺の奥まで入り込んでしまい、ぜんそくや気管支炎などといった呼吸器系疾患になる可能性もあります。

もともとぜんそくを持っている方などは特に注意が必要です。

また、有害物質を吸い込んでしまうことで、頭痛や耳鳴りなどの症状があらわれることもあります。

PM2.5にマスクは効果があるのか

PM2.5
PM2.5は自然と空気中に漂っているので、避けることはできません。

できることは、吸い込まないようにすることです。

マスクの着用をすることを心がけている方もいらっしゃると思いますが、PM2.5に関しては、普通のマスクでは完全に予防することはできません。

とても小さい粒子なので、普通のマスクのフィルターを通って吸い込んでしまう可能性があるからです。

なので、その小さい粒子を通さないようなマスクであれば、PM2.5に対して効果があります。

PM2.5におすすめのマスク

では、効果のあるマスクはどのようなものなのかというと、病院でも使用されている「N95」というマスクです。

これは、0.1〜0.3μmの微粒子を95%以上除去できるというものです。

これを装着していれば、PM2.5はほとんど予防できるということになります。

ただし、普通のマスクよりも価格が高いことと、装着時に肌と隙間なく装着しなければ微粒子が入り込んでしまうため、注意が必要です。

予防効果からみると上記のマスクがおすすめですが、価格や使いやすさを考えると手が出ないという方もいますよね。

市販のマスクでは、効果は下がりますが、その中でもより効果的なマスクを選ぶのであれば、2.5μmという小さな粒子をどこまで防ぐことができるのか、という視点で選んでみてください。

ただ単に、「PM2.5予防に最適!」などと書かれているだけで、絶対的な効果があると思い込まないように注意しましょう。

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