あそこがかゆい原因と対処法・病院では何科に行けばいいのか

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あそこがかゆい
 

あそこがかゆい原因

陰部にかゆみがある原因として、
・何かしらの感染症に罹患している。
・衣服や下着、汗や尿などの摩擦や刺激物によって湿疹が生じている。

大まかに分けて以上2点が原因で、かゆみが起こっていることが考えられます。

また陰部にかゆみがおこる病気として下記があります。

・カンジタ症
カンジタは、カビの種類である真菌(カンジタ菌)による感染症です。
性行為で感染するほか、身体の抵抗力が落ちた時に発症することもあります。
男性は比較的軽症ですが、女性は陰部に激しいかゆみと発赤やびらん、白いおりものがあります。
皮膚と皮膚が接触する箇所が好発部位です。
糖尿病の人やステロイド剤や抗がん剤を使用している人もなりやすい疾患です。

・毛じらみ症
毛じらみの寄生によって、陰部の毛が生えている箇所にはげしいかゆみを引き起こします。
主に性行為(パートナーと陰部の毛が接触することによって感染する)で感染しますが、家族間や集団の中でも感染する可能性があります。
虫は肉眼で観察することができます。

・疥癬
ヒゼンダニ(疥癬虫)が皮膚に寄生して起きる感染症です。
性行為(パートナーと皮膚の濃厚な密着)でも感染しますが、共同で使用している寝具や衣類、バスタオルからも感染する可能性があります。
家族間や病院、介護施設でも感染がみられます。
症状は、はげしいかゆみと発赤、皮疹、小水疱がみられます。

刺激や摩擦によって起きる外陰部のかゆみの原因物質については、
・汗
・尿や便
・サイズの小さいきつい衣類(ガードルなど)
・通気性が悪い下着
・使用している洗剤、柔軟剤、入浴剤、ボディーソープ
以上が考えられます。

女性の場合は、月経中のナプキンやタンポンの長時間の使用や、ナプキンの素材が合わない事が原因で、かゆみを引き起こしていることもあります。

また、乳幼児のおむつの蒸れもかゆみの原因となっています。
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あそこがかゆい時の対処法

陰部がかゆい時には、速やかに医師の診察を受けて適切な治療をします。

そのほか日常生活でも注意することがあります。

家庭で出来るスキンケアは下記のものがあります。
・綿やガーゼなど通気性の良い下着や衣類を身に着ける。
・締め付けられない衣服にする。かゆみがある時はゆったりとした衣類にする。
・尿や便をした後は、ウォシュレットで清潔にする。洗いすぎに注意する。
・毎日入浴し清潔にする。かゆみが強い時は、シャワー浴でも良い。
・女性は定期的にナプキンやタンポンを交換する。人によっては素材が合わなくてかゆみを引き起こしていることもあるので、違う製品を選択してみる。
・乳幼児はこまめにおむつ交換をする。交換時には濡れタオルできれいに拭いてあげる。この時ゴシゴシ力を入れて拭かないこと。
・使用している洗剤や石けんなどを変えてみる。かゆみが強いときは入浴剤は控える。陰部をゴシゴシ強くこすらないで、優しく洗い流す。
・爪は短く切っておく。強く掻かないようにする。
・感染症の場合は、家族と寝具やタオルの使いまわしはしない。
 

あそこがかゆい時には何科に行けばいいのか

女性の陰部のかゆみは、婦人科か皮膚科です。

もし膣周辺やおりものにも異常がみられる場合は、はじめから婦人科を受診した方がいいでしょう。

男性の陰部のかゆみは泌尿器科か皮膚科です。

性感染症の場合は、本人だけでなくパートナーと一緒の治療が必要になります。

乳幼児の陰部のかゆみは小児科か皮膚科で診てもらってください。

 
 
 
 

 
 

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