尖圭コンジローマとは・原因・症状・自然治癒・感染経路・治療方法

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尖圭コンジローマとは

尖圭コンジローマとは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染による病気です。

主に性行為で感染します。

感染すると、肛門や性器周辺にいぼが発生します。

このいぼはほとんどが良性ですが、中には子宮頸がんや陰茎がんなどの悪性腫瘍の原因となるウイルスの種類があるので注意が必要です。

近年、20代から30代に増えている性感染症(STD)です。

尖圭コンジローマの原因

尖圭コンジローマは、性行為によってヒトパピローマウイルス(HPV)に感染することが原因です。

ウイルスの多くは6型と11型ですが、なかには子宮頸がんや陰茎がんの原因の一つと考えられている16型、18型の感染も見られます。

尖圭コンジローマの症状

ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染してから、数週間から数か月ほどたってから症状が出ます。

潜伏期間が長い病気です。

・女性の場合
大小陰唇、尿道、膣、子宮頸部や肛門周辺にいぼが発生します。

・男性の場合
亀頭の先端や冠状溝、包皮、陰嚢から肛門周辺にいぼが発生します。

ほとんどのいぼが、痛みやかゆみの自覚症状がありません。

いぼがあることに気がついてはじめて発覚したという人が多いです。

しかし、いぼの発生部位や大きさによりこすれて異物感や軽いかゆみ、痛みがでる場合もあります。

いぼは先がとがっていて、大きさは1~3ミリ程度ですが、増えたり大きくなると、鶏のとさかのような形やカリフラワー状の形になります。

色は白色やピンク色、褐色など様々です。

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※健康保険証を使うといつ受診したのか自宅に受診記録が送られてきます。
GME医学検査研究所の検査キットは匿名ですので家族やパートナーに知られることなく結果を知ることができます。

尖圭コンジローマは自然治癒するの?

体内の中でウイルスに対する免疫ができれば、段々と良くなっていくこともありますが、再発率も高いので自然治癒は難しいと言えます。

そのまま放置するといぼが増えたり大きくなったりします。種類によっては悪性腫瘍の原因となる場合もあります。

それに大切なパートナーに感染したり、女性であれば出産時に子供に感染してしまいます。

放置しないで必ず医師の診察を受けましょう。

<尖圭コンジローマは何科を受診すればいいですか?>
・女性の場合
女性は、婦人科、性病科を受診してください。
医師の問診、視診、触診、内診、詳しい検査を行います。

・男性の場合
男性は、泌尿器科か皮膚科、性病科を受診してください。
医師の問診、視診、触診で評価します。



尖圭コンジローマの感染経路

感染経路は、性行為(アナルセックス、オーラルセックスも含む)によるものです。

皮膚や粘膜の肉眼では確認できない程の小さい傷を介して感染します。

潜伏期間が数週間~数か月と長期間の為、気が付かずにパートナーを感染させてしまっていることがあります。

予防する方法は性行為のときには必ずコンドームをするようにしましょう。

しかし、いぼが肛門周辺まで発生している場合は、コンドームだけでは防げません。

気が付いたら早めに医療機関で治療を受けるようにしてください。

この時に、パートナーも症状がなかったとしても、一緒に診察を受けるようにしましょう。

尖圭コンジローマの治療方法

尖圭コンジローマは一度よくなったとしても、再発しやすい病気です。

三か月以内に25%が再発するといわれています。

定期的に通院して根気強く治療に取り組むようにしましょう。

・電気メスで切除
局所麻酔の注射をして、電気メスで切除します。
入院の必要はなく、外来でできます。
時間もさほどかかりません。
しかし広範囲で行った場合、電気メスの跡が残る可能性があります。

・凍結療法
液体窒素(-190℃)で凍結させて、いぼを取り除く方法です。
またいぼが出できたらこれを1~2週間ごとに何回か繰り返します。
施術中は痛みを伴います。

・塗り薬
主成分イミキモド(商品名ベセルナクリーム5%)を塗布します。
これは尖圭コンジローマの治療薬です。
これは強い薬なので、ただれや発赤、痛みの副作用を起こすことが多いです。
毎日使用するのではなく、週三回(月・水・金または火・木・土)と間隔で使用します。
就寝前に塗布して、起床したらシャワーと石鹸で洗い流します。
もし使用中に副作用が出たり、用法用量を間違った場合は、すぐに医師か薬剤師に相談しましょう。
いぼの経過を観察しながら継続して治療していきます。

<治療の費用はどのくらい?>
これは治療方法や処方薬によって違いがありますが、三割負担で3000円から10000円くらいです。
医療機関によっても違いがあるので、不安であればあらかじめ聞いておいたほうがよいでしょう。

<ヒトパピローマウイルス(HPV)に有効なワクチンとは>
女性の場合は、子宮がんに有効なワクチンが認可されています。
小学校6年生から高校1年生までの期間にワクチンを接種することができます。
それ以降の接種も可能ですが、すでにヒトパピローマウイルス(HPV)に感染していれば、ワクチンの効果があまり期待できません。
ですので、はじめての性行為をする前に、ワクチンを接種するようにしましょう。
しかし、ワクチン接種後の重い副作用であるアナフィラキシーショックやギランバレー症候群などが懸念され問題となっています。
ワクチンの効果と副作用のリスクを十分に理解してうえで、接種を検討するようにしましょう。
ワクチン接種したからといって、絶対に子宮がんにならないということではないので、定期的な子宮がん検診は必要だといえます。



 



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