上唇・下唇が痙攣・しびれる原因・唇の痙攣止まらない・何科を受診すればいいのか

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上唇が痙攣する原因

上唇の痙攣は主として、顔面痙攣によるものが多くなります。

直接的には顔面神経の圧迫によって引き起こされるものがあり、こういった際には外科的手術による顔面神経の圧迫解除を行うことで症状が著明に改善します。

また、ストレスや疲れに伴って顔面痙攣が誘発されることもよく知られており、一過性の口唇痙攣を起こします。

一般的にはストレスの軽減や疲れの緩和に伴って症状は次第に改善しますが、痙攣がおさまらない、あるいは痙攣を起こす部位が拡大してきている、などの増悪傾向を認める場合は積極的な検査と治療が必要となるので、近隣の医療機関を受診するようにしてください。

 

下唇が痙攣する原因

基本的には上唇の痙攣と同等の原因となります。

ただし、単純ヘルペスウイルスの感染に伴う口唇ヘルペスをお持ちの方は、唇の痙攣を起こしやすいことが知られており、口唇ヘルペスの症状発現にあわせて毎回下唇のみが痙攣する、などというケースもしばしばあります。

このような場合も、口唇ヘルペスの改善にあわせて症状が落ち着く分には過度の心配をする必要はありませんが、継続的に痙攣している、よりひどくなっている、と自覚する際はかかりつけ医に相談しておくことが大切です。
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唇の痙攣が止まらないのはなぜ

上述の原因疾患群がある程度落ち着くまでは、なかなか痙攣症状も治りにくいはずです。

原因疾患が明らかな場合は適切な治療を継続すること、ストレス性に一過性の顔面痙攣として症状が発現している場合は、十分な休息と睡眠が必要です。

適度な運動も睡眠の質を改善させ、症状の緩和につながります。

逆にアルコールや喫煙はリスクともなりますので、十分な注意が必要です。

 

唇が痙攣としびれの両方が出る原因

唇はそもそも血管と神経の走行が多く、トラブルがあった際に症状を出しやすい部位のひとつです。

したがって神経症状として唇の痙攣を起こす場合は、しびれを同時にきたすことも非常に一般的と言えます。

同時に症状が出ているから、という理由だけで過度に恐れる必要はありませんが、やはりなかなか軽快をみない症状がある場合には早めに受診しておくべきと言えます。

 

唇の痙攣は何科にいけばいいですか?

一般内科や皮膚科のクリニックで十分な対応が可能なので、自宅近くの通いやすい医療機関を選び相談してみてください。

まれにう歯(虫歯)によって唇の痙攣を起こすこともありますので、歯の痛みを伴っている際などは放置せず、歯科クリニックにも相談しておくことも大切です。
 

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