胃もたれとは・原因・症状・食べ物・ツボ・薬・治療法

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胃もたれとは

胃には食べ物を受け入れ胃液を分泌し、食べ物を消化する働きがあります。

胃のはたらきが弱くなり消化が十分に行えないことで、食べ物が胃に残っていると感じる状態を胃もたれといいます。

胃もたれの原因

病気が原因となり胃もたれを引き起こす場合と、日常生活を送る中で胃もたれを引き起こす場合と2つの原因に分けられます。

〇病気が原因の場合
・食道の病気(逆流性食道炎、食道裂孔ヘルニア、食道アカラシアなど)
・胃の病気(胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がん、機能性ディスペプシアなど)

〇日常生活の中で起きる場合
・食べ過ぎ
・アルコールの飲みすぎ
・脂っこい食事の摂りすぎ
・たばこの吸いすぎ
・ストレス
など

胃もたれの症状

病気や生活習慣により、胃酸の逆流、胃酸過多、十二指腸液の逆流、食道や胃の蠕動運動の低下がみられ、「胃が重たい」「胃に食べ物が残っている」というような症状を感じるようになります。

胃もたれに効く食べ物

胃もたれしているときに食べると、症状を改善してくれる食べ物が4つあります。

・大根
大根に含まれるジアスターゼ、オキシダーゼ、カタラーゼという消化酵素が、胃にたまった食べ物の消化を助けてくれます。

・かぶ
かぶにたくさん含まれるジアスターゼが、胃にたまった食べ物の消化を助けてくれます。
葉っぱの部分には胃の粘膜を強くしてくれるβカロテンが含まれています。

・やまいも
やまいもにはジアスターゼのほかに、胃の粘膜を保護してくれるムチンという成分が含まれています。

・春菊
春菊には胃の粘膜を強くしてくれるβカロテンが含まれています。
独特なにおいにも消化促進作用があります。

胃もたれしているときは消化のよいものを摂るようにしましょう。

食物繊維や脂肪分の少ない次のような食べ物は、消化がしやすく、胃に負担をかけません。

・穀物類
お粥・うどん・食パン

・魚介類
白身魚(たら・かれい・鯛など)

・肉類
ささみ、皮を取り除いた鶏肉、赤身肉

・大豆製品
豆腐・ひきわり納豆

・乳製品
牛乳・ヨーグルト

・野菜・果物類
ほうれん草・白菜・かぼちゃ・じゃがいも・バナナ・りんご

胃酸の分泌を高める次のような食べ物は、控えた方がいいでしょう。

・香辛料の多いもの
・甘みの強いもの
・塩分の高いもの
・酸味の強いもの
・アルコール
・カフェイン



胃もたれに良いツボ

・中かん(ちゅうかん)
みぞおちとおへそを結んだ線の中間にあるツボを、指で押したり温めたりします。

・足の三里(あしのさんり)
膝の外側のくぼみから、指4本分下にあるツボを両手の親指やゴルフボールなどで、強く押して刺激します。

・合谷(ごうこく)
両手の親指と人差し指の間にあるツボを、少し痛いと感じるくらい強めに押します。

胃もたれにおすすめの薬

胃もたれに効果のある薬は、病院で処方してもらう方法と、ドラッグストアなどで売られている市販薬を購入する方法があります。

おすすめなのはファモチジン製剤のガスターというお薬です。

病院でもらう処方薬ではガスター、ドラッグストアで売られている市販薬ではガスター10という名称で販売されています。

これらのファモチジン製剤は、胃もたれだけでなく、胃痛、胸やけ、むかつきなどに効果があり、逆流性食道炎や胃炎、胃潰瘍の治療に使用されるお薬です。

 

胃もたれの治し方

病院を受診するのが一番ですが、胃もたれを改善するために生活習慣を見直すことも重要です。

・規則正しい生活
十分な睡眠をとり規則正しく食事を摂ることで、胃を休めストレスを軽減したりできます。

・脂っこい食事を控える
動物性の脂質や脂っこい食事は、消化に時間がかかり、胃に負担をかけます。
白身魚や豆腐などの大豆製品は、高タンパク低脂質なのでおすすめです。

・アルコールを飲みすぎない
アルコールの飲みすぎは胃の粘膜にダメージを与えます。
適度な飲酒を心がけましょう。

・禁煙する
タバコは胃の粘膜にダメージを与え血流を悪くし、胃の機能を低下させます。
そのほかにも体に悪影響を与えるので、禁煙することが望ましいでしょう。



 



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