便が細い原因
便が細くなる原因を以下にまとめています。
・食生活の乱れ
絶食や偏食により排泄される便の量が少なく、形も細いと感じることがあります。
また不規則な生活やアルコールの過剰摂取でも胃腸の働きを弱め便が細くなり、いつもより少ない排便量になることがあります。
・軟便傾向
水分を多く摂取した場合や、胃腸機能が低下して水分や栄養の吸収する機能が低下した場合軟便になります。
また、体を冷やしたり細菌性の腸炎などで軟便傾向となる場合があります。
・ストレス
ストレスから自律神経が乱れると水分や栄養の吸収が低下し、大腸が過敏になり腸の動きが亢進すると便が細くなります。
常にこのような状態を過敏性腸症候群といいます。
・腹筋の低下
運動不足や、加齢により腹筋の筋力が低下すると排泄される便も少量で形状も細いことがあります。
・痔やポリープ
肛門の近くに痔やポリープがあると、便の出口である肛門が狭まることが原因となります。
・大腸がん、直腸がん
直腸や大腸の下部にがんがある場合、ポリープや痔と同じように便の出口を狭めてしまうため便が細くなります。
また、排便時にがんが出血して血便が見られることがあります。
便が細いのは何かの病気なのでしょうか?
便が細い原因は前述にあるように、食生活で改善できる場合と重大な病気が潜んでいる場合とがあります。
まず、便の色と性状も観察しておきましょう。
普通、便の色は黄土色~こげ茶色が正常です。
しかし、黒かったり赤い場合は出血の可能性があります。
前者の場合、鉄剤やイカスミを食べると黒い便が出る場合がありますが、それ以外で考えられるのは胃や十二指腸から出血している場合です。
後者の場合、肛門に近い部位からの出血の可能性があります。
肛門や直腸のポリープや痔、がんの可能性があります。
便が細い上に、このような色をしている場合は何かしらの病気が潜んでいることも考えられます。
がんの場合は、便以外にも貧血や体がだるくなる、食欲不振、体重減少などの症状が現れます。
便が細くておなかが張るのですが何が考えられますか?
ガスが溜まっている場合、お腹が張っていると感じます。
慢性の便秘や無意識に空気を飲み込んでいる呑気症が考えられます。
お腹が張って便が細い場合、大腸がんが進行して腸の通り道が狭まっている可能性があります。
多くの可能性が潜んでいる症状なので、大腸検査などが行える専門機関への受診をお勧めします。
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