捻挫とは・処置・治療方法・治らない原因・湿布・全治までの期間・何科を受診

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捻挫とは

捻挫はねじって(捻る)くだく(挫く)、と書きますが、関節に関節の許容できる範囲を超えて動きが加わったためにおきる損傷の1つで、多くは痛みと腫れ、熱感をともないます。

捻挫した時の処置について

腫れがあまり目立たず我慢できる程度の痛みなら、まずはセルフケアをしながら様子をみるのもよいでしょう。

ただし、腫れがひどく歩けないほど痛い場合、関節がグラグラして不安定な場合、安静に過ごして1~2週間経過しても痛みが治まらない場合は病院の受診が必要です。

また、捻挫後2~3日は急性期となります。

腫れや痛みが強い時期で、患部が炎症をおこしている状態なので、氷や冷水、冷感シップなどで冷やします。

冷やすことで血管が収縮するため、内出血や炎症を抑えます。

そして、捻挫後4~7日ごろは慢性期になります。

やや腫れや痛みが落ち着いたころで、炎症は治まってきています。

入浴や足浴、温感シップなどで患部を温めることで血管が広がり血液循環がよくなります。

その結果、内出血の吸収を早め、腫れが引いてきます。

捻挫を早く治す方法

基本原則は
・安静
・冷却
・圧迫
・挙上
の4つです。

それぞれ英語ではRest Ice Compression Elevationで、頭文字からRICE処置と言います。

無理な運動は禁物ですが、腫れや痛みがある程度引いてきたら慎重に動かし始めましょう。

「捻挫した瞬間から歩かない」とにかく捻挫した部分に負荷をかけないことです。

また、こんなに冷やして大丈夫?と思うくらい、しっかりと冷やします。

温めてはいけません。

患部を氷や保冷剤、冷却スプレーなどで冷やし、冷やした状態を維持しながらテーピングで患部をしっかりと圧迫固定し、できれば心臓より高い位置に上げます。

捻挫が治らない原因

ギプスやテーピングで固定していた期間がある方は、動かさないことによる筋膜の凝りがかなり高い確率でできると言われています。

それに伴って筋膜や筋肉が正しく動かなくなってしまうため、患部が不安定になやすく捻挫が治りにくい原因と言われています。



捻挫した時のおすすめの湿布

湿布は上記RICE処置を行った後から使います。

打撲や捻挫で痛み、腫れが見られる場合にはまず冷感湿布が適しています。

メントール、カンフル、ハッカ油が含まれるものは冷感のものです。

急性期を過ぎて、痛みや炎症が和らいできたら、温感湿布に変更します。

温感湿布は患部を温めることで血管を広げて血行を良くし、筋肉を和らげます。

詳しくは薬局で店員に確認しましょう。

第1世代の湿布にはサリチル酸グリコール、サリチル酸メチルなどの鎮痛成分が入っています。

湿布に古くから使われている成分で、湿布の匂いはこのサリチル酸の匂いです。

痛みが強くない時、患部を冷やしたい時に使います。

血管を拡張させ血行を良くして新陳代謝を高めることで痛みを和らげます。

値段も比較的安く手軽に使うことができます。

代表的なものとしては、第一三共ヘルスケア「パテックス」、久光製薬「サロンシップ」があります。

第2世代の湿布として、非ステロイド性鎮痛成分であるインドメタシン、フェルビナク、ジクロフェナクナトリウムなどの鎮痛成分を含むものがあります。

即効性があり効果をより期待できますが、消化器に負担をかけるので15歳未満は避けるよう指示のある商品もあります。

その他、匂いが気にならない(微香性)もの、粘着性や伸縮性に優れているものなど自身に合うものを選びましょう。

捻挫って全治どれくらい?

受傷後の安静すべき期間について、おおよその目安であり個人差や状況によりますが、軽症なら当初から安静を必要とせず、症状に応じてスポーツ活動がすぐに可能な場合があります。

また、固定、安静、免荷期間は3~7日程度です。

中等症の場合は固定、安静、免荷期間はおよそ3週間、その後にリハビリテーションを2~3週間が目安となります。

重症の場合は手術が必要になることが多いです。

手術しない場合は固定、安静、免荷期間が6~8週間、リハビリテーションが3~6週間が目安となります。

捻挫したら何科で診察すればいいですか?

整形外科をまず受診してみてください。

骨折などなければ、整骨院で相談するのも可能です。



 



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