拒食症の原因・症状・何科を受診・治療方法

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拒食症の原因

・間違っている美的感覚
拒食症の人は、実際の体型(体重)と自分が思い描いている体型(体重)との違いが偏っている事が多いようです。
キッカケは些細な事も多く、久しぶりにあった友達から「少し太った?」と言われたのを気にしたり、 鏡に映った自分の姿を見て「少し前より太ったかも、、」と気にした事から始まります。
ダイエットで体重が減ると、その成功体験が忘れられずダイエットにのめり込みます。
1日に何度も体重を測ったり、ダイエット食だけを食べる、食べるたびにカロリー計算を行う以外にも、必要以上に身体を動かします。
ひどい時には全く食べ物を食べないなど極端なダイエットを行うことで、どんどん体重が減りガリガリの体型になります。
周囲が心配をしても本人は食べて太りたくないと食べるのを拒否して、そのうち身体や精神に影響を及ぼします。
また、拒食症は体型を気にしやすい若い女性に(10代や20代)に多い病気です。

拒食症の症状

・見た目で体型がガリガリ、脂肪や筋肉が極端に少ない
・顔色が悪く、覇気がない
・乾燥して、肌や髪にハリがなくなる
・低体重(BMI18.5以下)
・生理不順、または3ヶ月以上月経がない
・貧血、低栄養、カルシュウム不足、電解質異常がある
・低血圧(収縮期血圧が100mmhg以下)
・低体温(35度以下)
・不整脈(60回以下)

急激に体重が減ると、身体のざまざまなところに影響を及ぼします。

低栄養になり、筋力や体力の低下があります。

少し歩いただけでも、すぐに息が上がり動悸がして動けなくなります。

<拒食症の考え方>
拒食症の人には、食事のカロリー摂取や体重の増加を必要以上に気にしてしまい、『とってはいけない』という強迫観念があります。

・周囲が痩せてると思っていても、本人は納得せずまだ痩せようと極端なダイエットしてしまう
・体重が増えることに対しての異常な恐怖感がある
・食べることに対して強い罪悪感がある
・イライラしやすい。怒りっぽくなる
・一日中体型や体重、食事カロリーのことについて考えている
・うつ傾向になる
・思考力の低下で偏った考え方をする

などが挙げられます。



拒食症は何科で診察を受ければいいですか。

拒食症の場合は心療内科や精神科での診察になりますが、急激な体重減少による身体の不調(貧血や無月経など)がある場合は、はじめに内科や婦人科でも構いません。

身体の治療をした上で、主治医と相談して専門の医療機関を紹介してもらうことが多いです。

拒食症の治療方法

精神科や心療内科での拒食症の治療は、薬物治療の対処療法のほかに食事療法や認知行動療法があります。

<食事について>
・決まった時間に、1日3食バランスの良い食事をとるようにする
・炭水化物をしっかり食べる
・食後に食べたカロリーを計算しない
・食べる量は少しずつ増やすようにする

決まった時間に食事をとるためには、規則正しい日常生活を送るようにします。

ストレスを発散できるような趣味や気分転換をしましょう。

<認知行動療法>
間違っている美意識に対して、正しい考え方ができるように修正していきます。

・毎日体重計に乗らない
・『自分は太っている、醜い』という偏った考え方をしない
・自分の事だけではなく、まわりに目を向けてみる
・自分は劣っていると考えない
・体型のことを考えないように、打ち込める趣味や好きなことを見つける
・今のBMIと、標準のBMIを計算して標準体重に近づけるようにする(あまり神経質にならないようにする)

<治療中に家族や周囲が出来ること>
拒食症は本人が自覚できていないこともあります。
病気と思っていないので、治療を拒否する事が多いです。
そのため周囲が協力してサポートする事が大切になります。
拒食症は食べれば治るという単純なことではありません。
病気に対して正しい知識を身につけて、対応しましょう。

・食事の仕方について、強要しない、怒らない
・なるべくいつも通りに接する
・体型(体重)のことを話題にしない
・家族が食事を作っている場合、バランスの良い食事を提供する
・病気に対して正しい知識を持つ
・日常生活に影響が出てるようであれば、再受診を促す
・拒食症の治療段階で、過食症に変わることもある。周囲は変化に気をつける

拒食症は、低栄養のために精神的に不安定な事があります。

周囲は本人をなるべくひとりにしないようにコミュニケーシ ョンをとり、支えてあげるよう心がけましょう。



 



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