高所恐怖症とは・原因・症状・何科を受診・克服方法・飛行機対策

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高所恐怖とは

恐怖神経症の一つです。

高い場所に登った時に異常なほどの恐怖感や不安を感じてしまい、ひどい時にはパニック発作を起こします。

その場所から落ちたりしないと分かっているのにも関わらず、強い恐怖感で足がすくんでしまい動けなくなってしまいます。

高さの基準は人それぞれで、少しの高さでも恐怖や不安を感じてしまう人もいます。

高所恐怖症の原因

普通の方でも、高いところに登り下を見下ろすと足がすくむような感覚があるかと思います。

だからといって本当に落ちると考えたり、発作のような症状をおこす人はいないと思います。

しかし、高所恐怖症の方は違います。

原因は、過去に体験したことのトラウマ(心の傷)であることが多いです。

例えば、子供の頃に屋根から落ちて怪我をした。仕事中に建設現場から足を踏みはずして落下した。山登りをしている時に、足を踏み外して怪我をしたなど、、

トラウマ以外にも、不安症がある人は恐怖症になりやすい傾向があります。

その後、再び高い場所に上がった時にまた同じ体験をするのではと思い恐怖や不安を抱くことを『予期不安』と言います。

不安症がある人は、「もしかしたらここから落ちるのかも、、」と想像してしまうからです。

安全な場所なのに、恐怖を抱いてしまい自分の考えがコントロールできなくなります。



高所恐怖症の症状

高い場所に登り恐怖を感じると、、、
・足がすくんでその場から動けなくなる。
・激しい動悸、息苦しさがある。
・全身や手足に震え。
・嘔気、嘔吐がある。
・めまい、足のふらつき(ひどい時には失神する)
・自分がおかしくなるのではないか、死んでしまうのではという恐怖感がある。

高所恐怖症の人の恐怖を感じる高さというのは、人によって違います。

低い脚立に上がるのもダメという人もいます。

高所恐怖症は何科で診察を受ければいいですか?

高所恐怖症は、精神科や心療内科で治療ができます。

しかし、高所恐怖症で医療機関を受診する人は少ないようです。

理由は恐怖を感じるような場所を避けるなど、行動を制限している人が多いからです。

しかし行動を制限するあまり職場を転職したり、外出するのも怖くなって日常生活に支障をきたす人もいます。

高所恐怖症の克服方法

医療機関での治療は、薬物療法と認知行動療法があります。

無理をしない程度に、少しずつ高い場所に慣れるようにしていきます。

例えば、脚立に立つのもダメなら、それより低いところから始めてみます。

その時は周りの安全を確かめて行なってください。

これで徐々に慣れることによって、これまで感じてきた『高いところは怖い』という考え方を少しずつ変えていくことが、克服方法の第一歩となります。

医療機関によっては、バーチャル・リアリティを使用した治療法もあります。

無理をして悪化することもありますので、少しずつ始めていきましょう。

高所恐怖症の方のための飛行機対策

高所恐怖症の方で飛行機に乗るの怖いという方は、事前に主治医と相談してリラックス出来るような薬の処方をしてもらうのがおススメです。

それ以外にも自分で落ち着けるような環境を整えてください。
・スタッフに事前に相談しておく。
・座る座席を、通路側に指定すること。
・アルコールやカフェイン摂取は控える。
・音楽を聞いたり映画を観て気分転換する。
・誰か信頼できる人に同行してもらう。
・睡眠や食事をきちんと取る。

ほかの乗り物とは違い、飛行機は一度乗ると降りることはできません。

なので不安な方は主治医と相談して乗っても大丈夫かを事前に相談するのが良いでしょう。



 



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