ネグレクトとは・原因や家庭環境・子供の特徴

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ネグレクトとは

親が子供の養育や世話などの責任を放棄すること。

例えば、食事を与えない(又は減らす)、教育を受けさせない、病気になっても受診させない、入浴させない、服を取り 替えない、家や車の中に閉じ込めておくなどが挙げられます。

他にも、子供が泣いていても構おうとしない、無視をする、子供を置いて長時間外出するなどもあります。

ネグレクトの原因

〇親自身の家庭環境の影響
自分自身が子供の頃、ネグレクトを受けていたことがある、または十分な養育や世話をされた経験がなかった、自分がさ れて悲しかった嫌だったことを自分の子供にもしてしまう、このような世代の連鎖がネグレクトに影響を受けることがあります。
他にも自分自身が親から養育された経験がないと、子供にどうしてあげたら良いかわからないという問題点があ るようです。

〇精神疾患
産後はホルモンバランスの影響で、産後うつや育児ノイローゼになりやすい傾向にあります。
『自分は子育てが上手くできていない、周囲からダメな母親と思われている』など育児のストレスや不安感が、育児の意欲を低下させてネグレクトの原因になることがあります。
また、薬物乱用やアルコール中毒の親にもネグレクトの傾向が見られます。



ネグレクトはどのような家庭環境で起こりやすい?

・生活が困窮していて、養育費や医療費が払えない。
・育児の知識が乏しい(自分がされた経験がない、事前に学ばなかった、教えてくれる人が周りにいなかったなど)
・ひとり親、または夫が育児に参加ぜず母親がひとりで育児をしている。
・周りに信頼できる人がいない。
・育児を手伝ってくれる人がいない。
・知り合いや近所付き合いがなく社会から孤立している。

現代はプライバシーの問題から近所付き合いが希薄になり、交流するような場所も少なくなってきています。

例えば、夫の仕事の転勤で知らない土地に引っ越しして知り合いがいない地域での子育てがきっかけとなり孤立してしまうこともあります。

また、子供を遊ばせるような場所に行っても母親同士が知り合う機会も少なくなってきているのも現状です。

そのようなことが徐々に積み重なり、社会から孤立していき育児のストレスや不安から育児放棄が起きるというケースもあります。

ネグレクトを受けている子供の特徴

親から子供がネグレクトを受けている場合は、さなざまな観点から発見することができます。

<清潔面>
・いつも同じ服を着ている。服が汚れていて洗濯をしてない
・身体の匂いが気になる。何日も入浴していない様子
・いつも髪がボサボサで整えられていない。散髪されていない

<食生活>
・常にお腹を空かせている
・給食を早食い、過食している
・食べ物を盗む
・体重減少、身長体重が増えない
・筋力がなく痩せてて、体力がない
・顔色が悪い

<医療機関の受診>
・口臭がする、虫歯を放置している
・風邪や発熱あるのに医療機関を受診しない
・慢性疾患(喘息やアトピー性皮膚炎など)の定期的な通院をしていない

<子供の様子>
・笑顔がなく暗い、覇気がない、口数が少ない
・いつも大人の様子を伺っている
・他の子供と遊ぼうとしない
・よく遅刻する、欠席する

ネグレクトが悪化すると、子供の健康面やその後の人格形成に影響を及ぼします。

もしかしたら子供の命に関わることも あるかもしれません。

周囲の人が少しでもおかしいなと思ったら、勇気を出して親や子供にひと声かけましょう。

声をかける勇気がなかったら 専門施設に電話で相談してもいいです。

「間違いかもしれないから、、」と躊躇しないでください。

子供のことを守るために一人一人の意識が大切です。



 



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