男性不妊とは・原因・検査・治療法

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男性不妊とは

日本産婦人科学会によると、不妊とは妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにも関わらず一定期間妊娠しないものであり、この一定期間は1年というのが一般的であると定義しています。

男性不妊とはその不妊症の原因が男性側にあることをいいます。

不妊症の約50%は男性側に原因があるとされています。

男性不妊の原因

男性不妊は、精巣で精子が作られて射精するまでの過程で障害があり正常に機能しないことで生じます。

その原因には3つあります。
・造精機能障害
精巣で良質な精子が作られない状況のことをいいます。

・精路通過障害
射精の際にその通路が何らかの原因で詰まり射精できない状態の状態をいいます。

・勃起障害
性機能障害のことを示します。

厚生労働省のデータより、男性不妊の約80%は造精機能障害が占めています。

精巣内で正常な精子が作られない状態の大半は原因が分らないこともありますが、喫煙や加齢、アルコールの過剰摂取、ストレスなどが原因となっていることが明らかになっています。

また、タイトな下着や、ひざ上でのパソコン作業で下半身を高温環境にさらしている状態でも、男性不妊の原因とされています。



男性不妊の検査

男性不妊に関する検査には、精液検査があります。

この検査は約1週間禁欲後に精液を採取し、精液の量、精子の質、運動率、精子の形態などを顕微鏡で調べます。

他には、採血検査からホルモンや染色体、感染症の有無などの値を調べたり、精巣を触診したりエコー検査を行い、病気が潜んでいないかを検査します。

男性不妊の状態によっては、局所麻酔下で造影検査を行う場合があります。

また、性生活に関する問診もあり、それらの結果から治療方針を決めていきます。

男性不妊の治療方法


喫煙やアルコールなどの生活習慣が原因であれば、まず生活習慣の見直しを行います。

最も多い造精機能障害には、無精子症、乏精子症、精子無力症があります。

精子の数が少ない場合や運動率が低下している場合は、内服治療を行い、主に漢方やビタミン剤、血行促進剤などが処方されています。

もし良質な精子が存在すれば、タイミング法を行い、難しい場合は人工授精や顕微授精へとステップアップをします。

精路通過障害に関しては、全身麻酔下で顕微鏡を使用した精路再建術を行います。

精子に問題がなければ術後は自然妊娠が可能となりますが、自然妊娠を望む場合は18か月ほど期間が必要となるため、体外受精と併用して妊娠を検討することが多いようです。



 



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