花粉症の時期と症状・対策・注射・おすすめの薬

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花粉症の時期

毎年2月ごろからスギ花粉の飛散が始まり、4月下旬ごろには落ち着きます。

その後ヒノキ花粉の飛散が始まり、5月末ごろまで続きます。

また、8月から9月末ごろにかけてイネ科やキク科の花粉が飛散しやすくなります地域によって気候や植物の種類や数も異なるため飛散の時期はずれますが、この2シーズンに花粉症の症状が現れやすくなります。

 

花粉症の症状

花粉症の症状は、くしゃみ、鼻水、鼻つまりです。

また、人によっては鼻がムズムズと痒くなる場合や、頭痛が出現する場合もあります。

鼻つまりから口呼吸になり、喉の痛みを訴えたり、風邪をひきやすくなる場合もあります。

中には花粉が、目の粘膜にも侵入して目の充血や目の痒み、涙が出やすくなるといった症状が現れる場合もあります。

また、皮膚が乾燥している場合、皮膚のバリア機能が低下しアレルゲンが体内に侵入することでてアトピーを併発したり、悪化させる場合があります。

 

花粉症対策にはどんなのがおすすめ?

花粉症対策の基本は、原因アレルゲンを除去し、回避することです。

外出の際には、花粉情報を確認してから外出するか判断し外出時にはマスクを着用して手洗い、うがいを徹底します。

目の充血や痒みが現れる場合は、外出時には花粉用のゴーグルを装着することで症状を和らげます。

花粉の飛散が多い日は、洗濯物を室内干しにしたり家の中では空気清浄機などを使用して対策します。
 

花粉症にいい注射ってあるの?

花粉症に対してステロイドの注射があります。

1度の注射で2~3か月ほど効果が持続しますが、副作用も起こりやすくなります。

そのため、治療で検討される場合には、効果と副作用、その後の治療方針などを主治医から確認することをお勧めします。

現在、皮下免疫療法といってスギ花粉のエキスを定期的に皮下注射することで症状を抑えたり、花粉症が治る場合があり約7割の人に効果がありますが、定期的に耳鼻科に通院して皮下注射を行わなければならず、痛みを伴い時間も要するといったデメリットもあります。

 

花粉症にはどんな薬がおすすめ?

病院での処方薬には、抗ヒスタミン薬や抗ロイコトリエン薬の内服があります。

市販薬でも、多くの種類の内服薬があり、中には眠気が出にくい薬も取り扱っています。

また、子どもも内服できる薬が販売されていたり点鼻薬も販売されているため、数多い市販薬の中から検討している場合は薬剤師に相談してから購入しましょう。
 

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