吐き気が出る原因・対処法・吐き気止め・何科で診察・ツボ

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吐き気が出る原因

日常生活で起きる代表例は食べすぎ、飲みすぎ、ストレス、乗り物酔いがあります。

その他には、病気によるもの(熱中症、胃炎などの内臓の炎症、脳内の出血、自律神経失調症など)、薬の副作用(抗がん剤など)によるものなどがあります。

 

吐き気が出た時の対処方法

吐き気がある場合にすぐできることは、
・おしゃべりやストレッチで緊張をほぐす
・気持ちをまぎらわせるために背中をさすってもらう
・窓を開けて空気を入れかえる
・横向きで寝る
・冷水でうがいをする
・歌詞の無いBGMを流す
・ベルトをゆるめたりボタンを外す
・服の締めつけをゆるめる
・ゆったりとした服装に着替える
・アロマ・キャンドル、お香を炊いたりしてリラックスをする
などがあります。

また、我慢せず吐いた方が楽になります。

吐いた後は口の中をゆすいですっきりさせましょう。

原因となる疾患がわかっている場合は、原因となる疾患の治療が必要となります。

抗がん剤を使っている場合は主治医に報告してください。

治療を継続できるように吐き気どめを出してもらいましょう。
 

市販薬の吐き気止めはどれを選べばいいの?

酔い止め薬には、乗り物のゆれ、スピードによって引き起こされる平衡感覚や自律神経の乱れを調整して乗り物酔いを予防したり緩和したりする働きがあります。

主な成分として、一般的に抗ヒスタミン剤が含まれています。

抗ヒスタミン成分は、嘔吐中枢への刺激と内耳前庭での自律神経反射を抑制し、めまいや吐き気(嘔吐)などの症状に有効です。

その他の成分としては以下のものがあります。

スコポラミン臭化水素酸塩水和物には副交感神経遮断作用があります。

これは脳に働きかけて、副交感神経の興奮を抑制します。

消化管の緊張を低下させ吐き気を予防します。

無水カフェインには中枢神経興奮作用があり平衡感覚の乱れによるめまいを軽減し、乗り物酔いによる頭痛を和らげます。

アミノ安息香酸エチル(胃粘膜局所麻酔作用)は胃粘膜への麻酔作用で吐き気を抑えます。

ビタミンB6には神経機能を正常に保持する作用があります。

 

吐き気を抑えるツボとかありますか?

乗り物酔いなどの場合はツボの指圧という手もあります。

乗り物酔いと関係の深い内耳や自律神経に関連するツボがいくつかあります。

30秒間から数分間押してみると気分の改善を実感できると思います。

この指圧法は、心配を軽減させるにも効果があるそうです。
・手のひらを上にした状態で、手と手首の境目にあるしわの真ん中から指3本分ひじに向かって進んだところにある「内関(ないかん)」
・手のひらを下に向けた状態で、手の甲と手首の境目にあるしわの真ん中から指3本分ひじに向かって進んだところにあり、内関のちょうど反対側にある「外関(がいかん)」
・足のくるぶしの内側からひざへ指5本分程度進んだところにある「築賓(ちくひん)」
・足の薬指と小指の付け根の間、薬指寄りの凹んだ部分にある「侠谿(きょうけい)」
・耳たぶの裏において、耳たぶと骨の出たところの間のくぼみ「翳風(えいふう)」
などがあります。

 

吐き気が続くのですが何科で見てもらえばいいですか?

吐き気がある時は内科、特に消化器内科がおすすめです。
 

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