自閉症とは・原因と特徴・赤ちゃん・何科で診察すればいいの?

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自閉症とは

自閉症(自閉性障害ともいいます)とは、一般的に先天性疾患と言われており、何らかの要因で脳に障害が起こったものとされている発達障害の1つです。

誤解されやすい所でもありますが、自閉症は生後に発症する心の病気ではなく、生まれつきの脳障害(中枢神経の機能障害)であり、3歳ごろまでには何らかの症状が見られると言われております。

自閉症の原因

自閉症の原因については未だにはっきりとした原因が解明わかりませんが、いくつかの要因があるとされています。

その要因とは、遺伝子などの遺伝的な要因、生物学的な要因、妊婦の喫煙による要因、妊婦の喘息やなんらかのアレルギー、皮膚病などの発症などが挙がり、これらの要因が複雑に作用した結果で発症するものではないかとされています。



自閉症の特徴

性別でみると、女性よりも男性に症状が現われやすく、症状としては男性よりも女性の方が重くなるとされています。

自閉症の子には3つの大きな特徴があります。

・対人関係の障害
まだ発達していない段階では、視線が合わない、呼んでも反応しない、他人にまったく関心を示さないといった行動が見られます。
例えば、自分一人で遊んでいることが多く、遊んであげようとしても喜ばないでかえって嫌がったり、外に出ても1人でいるかのようにマイペースで走って行ってしまうなどの行動が見られます。

・言葉とコミュニケーションの障害
言語発達が遅れてしまっていて、なかなか言葉が出なかったり、「僕はいくつ?」と質問しても「僕はいくつ?」とオウム返しに答えたり、話の流れがわからず言葉をそのままにとらえてしまうこともあります。
話し方の特徴も抑揚なく話したり、ジエスチャーが乏しいこともあります。
意志の伝達方法として言葉を使ったり、身振りを使ったりが上手に使えないことが特徴です。

・こだわり、興味のかたより、常同運動がある
常同運動とは、手をひらひらと目の前でかざして見ていたり、こまのようにくるくる回り始めたり、回るもの(タイヤや扇風機、換気扇など)を好んでじーっと見ていたりなど変わった行動を繰り返すことを指します。
こだわりも強く、新しい環境の変化や状況の変化には抵抗を示し、かんしゃくを起こしてしまいます。
同じもの、服、道順、物の位置などにものすごいこだわりを持ちます。
こだわりの一種として、極度の偏食が見られる子もいます。
ある程度成長してきた年長の子によく見られるようになるのが、特定のものへの興味のかたよりです。
ものを一列に並べることに集中したり、マークや数字・文字、特定のアニメやコマーシャルに大変興味を示し始め没頭します。

上記3つが大きな自閉症の特徴でありますが、その他自閉症の子に共通して見られるのが、落ち着きがない、音に敏感、睡眠時間が短い、自傷行為がある、という行動も見られることがあります。

このような特徴がいくつか当てはまるのであれば、自閉症の可能性があると考えて頂ければいいかと思います。

自閉症って赤ちゃんの時でもわかるの?

自閉症の子の赤ちゃんの頃は「人見知りがない」「おとなしくて手がかからなかった」ということが多いです。

というのは、人見知りは一般的には生後6か月を過ぎたあたりから始まって、慣れない人に抱かれたりすると大泣きして、お母さんの元に戻ると泣き止んだりします。

しかし、人見知りがないといことは、あまり人を求めなかったことを意味します。

もちろん「人見知りがない」などの子がすべて自閉症であるということは考えられません。

離乳食で自閉症に気づくケースもあり、こだわりが強いため離乳食も決まったものしか食べてくれないことがあります。

しかしながら、自閉症かどうかという診断を確定させることができる年齢は3歳頃にならないと専門家でも診断を下せないことが大半です。

ただし、症状が重い場合は赤ちゃんの時から違和感を覚えるような行動や反応が目立ち、通常よりも早めに診断されるケースもあります。

早い段階で兆候や可能性に気づいてあげられれば、必要な養育や対応を早期に開始することができます。

自閉症の検査は何科に行けばいいですか?

自閉症の検査、診療については、精神科、心療内科、小児科に行くといいと思います。

ただし、小さな小児科などでは、臨床心理士がいないことや専門外来などがある大きな病院での小児科では、いつも予約でいっぱいということもあるので、医療機関に受診する前に保健センターや児童相談所などに相談してみることもお勧めします。



 



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