毛嚢炎とは・原因と症状・市販薬と治療法

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毛嚢炎とは

毛嚢炎は、皮膚の常在菌でもある、表皮ブドウ球菌や黄色ブドウ球菌が皮膚ではなく毛穴の中に感染してしまうことで起こります。

比較的治りやすい毛穴の炎症ですのですが、皮膚の衛生状態が悪い人や慢性の皮膚病の患者ではなかなか治らないこともあります。

 

毛嚢炎の原因

皮膚表面の小さな引っかき傷や、刺し傷などから内部に入ることとされていますが、皮膚の湿った状態が長く続いた場合、あるいは副腎皮質ステロイド薬を塗っている場合などが原因となります。

しかし、多くの場合は細菌の侵入口は不明なことが多いです。

また、不十分な塩素処理の温水浴槽や、ジャグジーバスなどに入った後に生じる事があるとも言われています。

 

毛嚢炎の症状

皮膚の上部だけの浅い部分で、個々の毛包に一致した赤い丘疹(ぶつぶつ)もしくは膿をもった丘疹でまわりに赤みがあります。

かゆみはなく、痛みもほとんどありません。

首の後ろ・太もも・お尻などにできることが多く、1個あるいは数個~数十個になることもあります。
 

毛嚢炎の治療方法

基本は清潔にすることです。

液体せっけんで皮膚を洗うことをはじめ症状によっては抗生物質の塗り薬や内服が必要です。

また、深部におよぶ場合は切開して膿を出し抗生物質を使用します。

皮膚科の先生に相談しましょう。

 

毛嚢炎にはどんな市販薬がいいの?

まずはステロイドと抗生剤を混ぜたものがあります。

ベトネベート、ドルマイコーチ、クロマイP、テラコートリル、フルコートFなどがあります。

ステロイド以外ならオノフェ、テラマイシン、クロロマイセチン、ニューマーレン、ドルマイシンなどがあります。

しばらく使って症状に変化なければ皮膚科で相談しましょう。
 

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