失明の原因・病気・前兆はあるのか?治るのか?

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失明って何が原因?

失明には目の病気で症状が進行した際に失明になるケースがほとんどを占めます。

また、ボクシングなどのスポーツや、交通事故などの外傷で網膜剥離になり徐々に視力が低下して失明するケースもあります。

いずれも早期に治療をすれば、失明という事態は免れるのですが少しずつ症状が進行していくため気が付いた時には治療が困難な場合もあります。

 

失明する病気って何があるの?

失明の原因のほとんどが緑内障という病気です。

この病気は眼圧が上昇することで、視神経が耐えられなくなり視野欠損の障害が現れる病気です。

右目と左目それぞれが視野欠損箇所を補って視力を保っているので、緑内障の症状に気が付きにくく、気が付いたころには症状が進行していたということがほとんどで大変恐ろしい病気です。

次に多いのが、糖尿病性網膜症です。

糖尿病を発症してから数年から10年以上経過した患者が網膜剥離を起こし失明をしてしまいます。

この病気による失明も、急に発症するのではなく徐々に失明に至るため、定期的な眼科受診が必要となります。

三番目に多いのが、網膜色素変性症です。

これは遺伝性の病気で網膜に異常が起こり暗い所で見えにくくなったり、視野狭窄や視力低下が起こる病気です。

症状の進行は個人差があります。
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失明って治るの?

失明は残念ながら治る病気ではありません。

失明の定義は、そもそも全く見えない状態ではなく矯正視力が0.02以下とすることが多いようです。

そのため、失明といっても「霧がかかっていように見え、何となくぼんやり見える」といった状態の方も失明している状態と言っています。

白内障の症状も視力の低下が挙げられ、放置すれば失明状態になりますが日本では簡単に手術ができ、視力が回復しています。

しかし、上記のような緑内障や糖尿病性網膜症など、その他の病気が原因の場合は早期に発見でき定期的に眼科に通院して適切な治療を行うことで失明を防ぐことは可能です。
 

失明って前兆あるの?

失明に至るまでは、様々な軽度の自覚症状があります。

「見え方がいつもと違う」と思ったら、すぐに眼科を受診しましょう。

失明の前兆である症状は、目のかすみ、ぼやける、眩しく感じる、見える範囲が狭くなった、物が歪んで見える、痛い・ゴロゴロする、瞼が重いなどの症状です。

これらは失明に結びつく病気が潜んでいる可能性があります。

特に40歳をすぎると緑内障になるリスクも上がるため、異変があった場合には様子を見ずに早めの受診をお勧めします。
 

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