三種混合ワクチンの種類と接種時期・副作用・もし未接種なら…

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三種混合ワクチンの種類と接種時期

三種混合ワクチンとは、ジフテリア、百日咳、破傷風、の三種類のことをいいます。

2012年より四種混合ワクチンが導入され、三種混合ワクチンの内容にポリオが追加されました.

次に、ワクチンの種類を細かく見ていきましょう。

ジフテリアとは、ジフテリア菌による感染を防ぐものです。

ジフテリア菌は、感染すると喉に住み着いて炎症を起こし呼吸が出来なくなります。

進行すると心臓の筋肉や神経にまで障害を起こし死亡する大変怖い感染症です。

次に百日咳とは、百日咳菌が喉に感染し咳や呼吸困難になるといった症状が出現します。

母親からもらう免疫自体少ない為、予防接種は重要です。

破傷風は破傷風菌が傷口から感染すると、全身の筋肉を痙攣させるような症状が出現します。

人から人へは感染しませんが、例え小さな傷でもリスクはあります。

四種混合に含まれるポリオは、感染すると風邪の症状を呈しますが、同時に手足に麻痺が残る可能性があるため、それを予防するためのワクチンです。

これら三種混合、四種混合ワクチンは、赤ちゃんが成長し大人になっても重度の感染症にならないように重要な予防接種といえます。

次に、この予防接種の接種時期に移ります。

三種混合ワクチンは2期に分類されます。
1期:生後3か月から接種でき、3~8週間隔で3回、3回目が終了してその1年後に4回目を接種します。
2期:11歳から、二種混合ワクチンを1回接種します。就学以降の百日せきの予防のためには、二種混合ワクチンに代わって三種混合ワクチンを任意接種で接種します。
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三種混合ワクチンの副作用

三種混合ワクチンは、副作用が出にくい優しいワクチンになります。

しかし、過敏なお子さんは、稀に接種部位が赤く腫れたり硬くなったりすることがありますが、免疫がついたことによる反応でもあるため、徐々に落ち着いてくるのを待ちましょう。
 

三種混合ワクチン未接種ならどうなるの?

三種混合ワクチンの未接種でも、感染しなければ症状も出ないですが、感染症は目に見えずいつどこで感染するか分からないものです。

海外旅行先で、これらに感染する可能性だってあります。

一度感染すれば、重症化すると命を落とすことになるため未来ある子どものためにワクチンの接種は必ず行いましょう。

-小児

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