ささくれの原因と対処法・どんなお薬がおすすめ?

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ささくれの原因

ささくれの原因には手指の乾燥が最大の原因です。

日々、家事仕事で食器洗いや洗濯などを行っていると手がガサガサしてきます。

毎日の入浴も、体に必要な油分を洗い流してしまうため手指も乾燥しやすくなります。

また、ネイルや甘皮の処理の際にも手指の乾燥が出現してささくれが出来やすい状態になります。

特に、ネイルを除去する除光液にはアセトンという物質が含まれており、それが手指を乾燥させてしまいます。

爪の根元にある甘皮をネイルケアのために除去する方がいますが、実はお勧めできない行為なのです。

この甘皮の下には爪母(そうぼ)という、爪を新たにつくる組織があります。

甘皮は、この爪母を守るために存在しているため、甘皮処理をすることで爪母が傷つき、ささくれができてもなかなか治らないといった事態に陥ります。

また、この甘皮処理の際に傷ができるとそこから細菌が侵入し、感染症を起こしやすく赤く腫れたり痛みや膿が出現します。

他に考えられる原因は、栄養不足によるものです。

人の体は栄養不足になると、その異変が爪に表れやすくなり爪に縦又は横の線がる、反りかえるような爪になる、バチのような丸い爪になるなどがみられます。

このような爪の変形は、貧血や酸素不足などの重大な病気が隠されていることがありますが、爪にはたんぱく質・ミネラル・ビタミンの栄養素が特に大切なため、食生活を見直すことも大切です。

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ささくれの症状と対処法

ささくれができ特に症状がないこともありますが、以下の症状には注意が必要です。

黄色から緑色の膿が出現します。

この症状を「ひょうそう」と呼びます。

そのままにしておくと、爪の根元部分や爪の下まで膿が充満します。

また、そのような状態だと、赤く腫れ、ズキズキとした痛みも伴います。

患部が何かに触れるだけで、痛みが出現します。

この症状の対処方法は、膿をしっかり除去して抗生剤の塗り薬や内服薬の投与を行うことです。

しかし、自己流で行うと、さらに症状を悪化させてしまうため必ず整形外科か皮膚科を受診しましょう。

自分で行える対処法としては、腫れている部分を冷やして炎症を抑える程度にしましょう。
 

ささくれにはどんなお薬がおすすめ?


市販薬に液体絆創膏があります。

ささくれが出来た際に、放置せずにそれらでケアすることでひょうそうは防ぐことができます。

また、保護フィルムテープなども保護できますが、剥がす際にはささくれも一緒に剥がれないよう注意が必要です。

手は毎日使うため、ささくれが出来ないようにハンドクリームでこまめに保湿することも大切です。
 

-外傷

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