看護師必見・老人ホームの魅力や辛さ・向いてる人向いてない人

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老人ホームで働く魅力

私はもともと総合病院で働いていましたが、夜勤のキツさや残業の多さで自分の時間がとれない事などが理由にあり老人ホームに転職しました。

実際働いてみて老人ホームではほとんどが日勤のみの勤務体系なので、プライベートの時間を大切にできるのも魅力の一つだと思いました。

夜勤がなくてもお給料は高めの所が多く、勤務地により差はありますが常勤+少しの残業で40万を超える事もあります。

また、勤務中もバタバタと業務に追われる事もほとんどないのでゆとりをもって仕事ができるところも良い面だと思います。

ゆとりが生まれる事で利用者とお話する時間がある以外にも一緒に外出したり、ボディケアなども時間をかけて行える事も魅力の一つです。

実際に私が働く施設で、利用者と一緒に某テーマパークへ行ったり、春にはイチゴ狩りを行う以外にも、ご家族も一緒にホテルバイキングへ行ったり、病院勤務では味わえない経験もたくさんしました。

利用者にとって老人ホームは生活の場なので長い目で関わっていくので家族のような暖かい看護もできるところが良い所です。

老人ホームのしんどいところ

採血や点滴などの医療行為をする機会が病院に比べて少ないので、自分のスキルが落ちてしまうのではないかと感じる事があります。

逆に、様々な疾患をもっている方が多いので急変にも対応できるよう広い知識と技術が必要になるので日々勉強も必要です。

また老人ホームでは安全ベルトや離床センサーなど、病院では安全や安静のために行う事がすべて虐待の扱いになってしまうので基本的には拘束などはできません。

なので、転倒が頻繁に発生するとこれでいいのかな..?と悩む事もあります。

その他、これは病院でもある事ですが尿失禁や便いじりをしてしまう人もたくさんいるので施設の臭いがきついと感じる人も多いです。

またヘルパーと意見が合わず、人間関係が難しいと感じる同僚も何人かいました。

老人ホームに向いている人

ゆとりをもって看護をしたい人、高齢者とお話するのが好きな人、プライベートも大事にしたい人、体力的に病院などで働くのがきつくなってきた人、色んな科での経験があり広い知識や技術をもった人、夜勤をやらなくてもある程度お給料をもらいたい人などが向いているかなと思います。

老人ホームに向いていない人

採血など看護師としてのスキルを伸ばしたい人、急性期のようにキビキビ働きたい人、排泄介助などが得意でない人、イライラしやすい人などはあまり向かないかもしれません。
 

-看護師体験談

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