看護師必見・デイサービスの魅力や辛さ・向いてる人向いてない人

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デイサービスで働く魅力

近年、高齢化が急速に進んでいるためかデイサービスなどの施設が増えてきており、施設に通う利用者の中で健康管理や処置が必要な方はたくさんおられます。

そのため、その方々の対応をするべくデイサービスでの看護師としての求人数はとても多いものとなっています。

また求人案件としても、派遣会社などを介しての1日だけの単発求人や長期求人など様々な求人があります。

デイサービスは、治療という視点ではなく「生活の充実」に重きをおいた視点を持つため、病院とは対応方法が全く異なり、利用者が楽しく安全に過ごしていただくことを目的とします。

デイサービスで働く魅力としては、病院ではどうしても業務に追われ患者とゆっくり向き合うことができなかった、そんな思いを抱くこともあったかと思いますが、デイサービスでは利用者の方とゆっくり向き合うことができ長期的な視点を持ち関わることができます。

デイサービスのしんどいところ

デイサービスのしんどいところは、やはり認知症を煩われている方が多くおられるので、コミュニケーションが成立しないことが多く何度も説明しても理解が得られない、または忘れてしまうことで、何度も説明しなければならない利用者がおられることです。

コミュニケーションにおいて、ほとんど問題がないことが多いのですが、認知症ゆえ、他の利用者に迷惑をかけてしまう方、怒ると暴力的な言動や行為をとってしまう方などがおられるため、コミュニケーション方法をその時に応じて1回1回考えなければならないのが大変です。

デイサービスに向いている人

医療行為が苦手、病棟や外来のめまぐるしい日々の業務に疲れてしまった、自分はもっとゆっくりとした関わりがしたいなど感じている方は、デイサービスが向いていると思います。

デイサービスは医療ではなく生活に視点を置いている場なので、看護師の役割としては利用者が過ごす上で、薬の塗布をする、内服管理などが主であり、それらを行うことで利用者が円滑に日々を送ることができるように関わることを目的とした業務を行います。

体力的にも精神的にも、病院の時と比較しゆったりとした勤務を行うことが可能となります。

また、求人内容として午前中のみの時短勤務という求人も多く、小さい子供さんがおられるママさんナースの方も働きやすい条件が整っています。

デイサービスに向いていない人

やはり自分は看護師である以上、医療に携わりたい、という思いが強い方はデイサービスには向いていないかもしれません。

デイサービスにも、バックグラウンドに様々な疾患を持つ利用者はおられますが、あくまでも生活の場であるため疾患に関する日々の関わりは、バイタル測定と服薬管理が主となります。

もちろん利用者の体調変化時は、看護師としての視点をもち、異常と判断するアセスメント能力は必要ですが、そこから直接的に治療や療養生活に携われるかと言われたらそうではありません。

そのため、医療に携わりたいと思う方は少し物足りなさを感じるかもしれません。

また、認知症を相手にするとコミュニケーションを図る上で伝わらない、何度も言っているのに、、ということも多くあります。

そのようなコミュニケーションがストレスに感じてしまう方もデイサービスは難しいかもしれません。

すべての方が認知症を持ち、コミュニケーションが困難というわけではないですが、やはり様々な方がおられるのでコミュニケーションが弊害となってしまう場面も多くあります。
 

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