看護師必見・内科外来の魅力や辛さ・向いてる人向いてない人

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内科外来で働く魅力

クリニックの内科外来で働く魅力をお話しします。

・注射や点滴、採血が上達する。
内科外来は、治療のための注射や点滴、採血の件数がとても多いです。
そのために注射の手技が上達します。
血管が見えない人、御年配の患者の血管、子供の血管、体調が悪い人の血管、どれも看護師泣かせの難しい血管ですが注射の経験が多くなってくると、コツがわかるようになってきてどんな血管にも対応出来るようになります。

・夜勤がない。
当たり前かもしれませんが、外来では診療時間が決まっていて時間になると仕事が終わる事ができます。(時々、診察終了時間に駆け込みで来る患者もいおられますが、、、)
そのために予定が立てやすく、プライベートを優先しやすくなります。
小さいお子さんのいる子育て中の看護師なら魅力的だと思います。

内科外来のしんどいところ

・流行の感染症がしんどい
内科外来では、冬の寒い時期になると「インフルエンザ」「ノロウイルス」「風邪」の患者がたくさん来院されます。
そのために、問診や検査をする看護師が病気に感染する機会がとても多いです。
もちろん、感染対策としてマスクや手袋、手洗いうがいを頻繁にするのですが、疲れて抵抗力が落ちている時はうつることもあります。
もし病気になれば、仕事を休むだけでなく自身の家族に感染する可能性もあります。

・クレームがしんどい
患者からのクレーム対応がしんどいです。
内科外来は特にクレームが多いところだと思います。
どんな内容かといえば、、
①待ち時間が長い
②注射が痛かった、内出血した、何回も失敗された
③診察内容に納得がいかない
大体多いのはこの3つです。
医師は診察中のために、看護師がクレーム対応をします。
患者に静かな場所に移動してもらい、内容をよく聞いて対応します。
このとき看護師は言い返したり、嫌な顔をしないようにします。
施設によっては、患者のクレーム対応について講義や勉強会を行っているところもあります。

内科外来に向いている人

・コミュニケーション能力が高い人
内科外来では、患者の病気によって生活指導や食事指導をします。
その時に、パンフレットの内容ばかり話すのではなく患者の性格、日常生活、家族のこと、嗜好品(好きな食べ物は?アルコールは?タバコは?)短い時間でコミュニケーションしながらいろいろ情報収集した上で指導していかなければなりません。
患者もコミュニケーション能力が高い看護師には、いろいろ話してくれてます。
「この看護師さんが言うならやってみようかな、守ってみるか、、」と考えてくれます。
 

内科外来に向いていない人

・看護師の経験があまりない人
内科外来では、看護師の人数が少ない事が多いです。(病院にもよりますが、、)
そのために忙しい時間帯につきっきりで教えるのが難しいかもしれません。
また採血や注射の件数も多いので、技術が未熟であれば難しく感じることもあると思います。

・高い給与で働きたい人
内科外来は夜勤のある病棟と違って、給与がそれほど高くありません。
手当ては様々付きますが、毎月もらえる額はほぼ決まっています。
病棟に比べてしまうと安くなってしまいます。
 

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