皮膚科のいいところ
皮膚科医は肌に良いことを知り尽くしているので総じて肌が綺麗です。
正常な皮膚状態を保つことの大切さを患者へ指導することも多いので、皮膚状態への意識が高くなり自身も皮膚が綺麗になっていくことが多いと思います。
また皮膚トラブルで悩んでいる時にはすぐに医師に相談でき、適切な薬物療法で最短でトラブルを解消することもできます。
「皮膚は人体最大の臓器」といわれており内臓とは違い疾患の機序もわかりやすく、一目で疾患がわかるのでそれほど難しい勉強をしなくても働くことができます。
また比較的ADLは保たれている患者が多いです。
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皮膚科のしんどいところ
意外と外科的処置も多く、医師の処置介助を行うこともあります。
潰瘍処置などは局所麻酔を塗布して行いますが骨や筋まで見えることもあり、泣き叫ぶ患者も多くいますが、手を握ったり声をかけたりしかできず辛い時もあります。
皮膚科に向いている人
内臓疾患とは異なり、他者からも病気だと一目でわかってしまうので、人一倍その人を見た目で判断せずに接する優しさが求められます。
皮膚疾患のために周りの人々に避けられていたが、普通に接してくれた看護師に恋してしまった…ということもありましたので、患者と看護師という関係の線引きがうまくできる人が向いているのかもしれません。
逆に患者との出会いを求める方も向いているといえるのかもしれません。
また、アトピー性皮膚炎の患者など慢性的に疾患と付き合っていかなければならない患者へは日常生活で自己管理する方法の指導も重要な職務となります。
患者の不断の生活に目を向けられる人、指導が好きな人は向いているといえます。
皮膚科に向いていない人
皮膚疾患ではターンオーバーが正常ではないため落屑が多く、皮膚を清潔に保てないがために疾患が悪化し入院してしまう患者も多いため潔癖症な方は向いていないです。
そして皮膚科は多くの病院で内科のくくりにはなりますが、外科的処置も多いため血や筋等見るのが苦手な方は向いていないと思います。
また前述した通り、内臓疾患とは異なり疾患が見えているため家族や友人から心無い言葉をかけられ辛い思いをしている人がたくさんいます。
そのため、見た目では判断せずその人を受け入れる心の広さと、同時に厳しくも優しくその人のために正しい生活習慣を毅然とした態度で業務できないといけません。