外耳炎の原因
外耳炎とは耳の穴から鼓膜までの間に外耳道という物があり、その部分で何らかの細菌が感染して炎症を起こすことをいいます。
耳掃除のしすぎで皮膚を傷つけてしまうことや、爪で耳の中をひっかいてしまうことで傷ができ、そこから感染して炎症が起きることが多いです。
また、プールやお風呂で水が入ることや、耳垢が溜まりすぎて外耳炎になる場合もあります。
外耳炎ってどんな症状?
外耳炎の症状は、患部の発赤と痛み、腫脹(赤く腫れる)です。
耳介(耳たぶ)を引っ張ったり、耳が触れると痛みが出現することもあります。
また、耳垂れと言って白色から黄色の分泌物がドロッと耳から出てくることがあります。
外耳炎って自然治癒する?
「耳が少し痛い気がする」「少し痒みがある」程度であれば、自然治癒する場合があります。
しかし、軽度でも症状が治癒しない場合や、痒みが気になって綿棒などで耳を刺激すれば炎症が悪化する可能性があります。
外耳炎の治療方法
まずは耳鼻科にて、外耳道の患部の状態を観察し、必要であれば消毒をして洗浄をおこないます。
感染した菌が、真菌か細菌かで使用する薬が異なります。
真菌の場合は、抗真菌薬の軟膏や内服薬が処方となり、細菌性の場合は抗生剤やステロイドの投薬があります。
細菌性の感染の場合、医師の指示通りに薬を使えば一週間ほどで完治します。
外耳炎の治療中は、耳を引っ張っぱる・叩くなどの刺激は与えないようにしましょう。
イヤホンの使用は控え、入浴中も耳の中に水が入らないように注意してください。
習慣的に毎日耳掃除をしている方は、その回数を減らして清潔な綿棒で耳掃除を行うようにしましょう。
外耳炎を放置しているとどうなるの?
外耳炎を放置していると、失聴と言って耳が聞こえにくくなります。
外耳のすぐそばには、音を伝えるための鼓膜があり外耳炎で炎症が酷くなっていくと鼓膜にも影響がでます。
外耳炎はしっかりと治療しなければ同じ症状を繰り返すこともあります。
また、耳の奥は内耳と言って直接脳とつながる神経がいくつかあります。
この内耳は直接骨と隣接している器官でもあり、脳や骨にまで感染が広がる可能性があります。
特に抵抗力の弱い、お年寄りや糖尿病をお持ちの方は病状が悪化するする可能性があるため早期の治療が必要となります。
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