突発性発疹の原因や予防・治療方法や病院への受診は必要なのか

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突発性発疹の原因

ヘルペスウィルス科に属するヘルペスウィルス6型・7型が原因であるとされています。

一度かかっても違う型に感染すれば再度発症することがあります。

突発性発疹の症状

突然の高熱と熱が下がった後に発疹が出る。

突発性発疹は0歳から1歳の乳幼児が感染者の9割以上を占めています。

特に生後4か月以降1歳までの乳児が発症することも多いのが特徴です。

自分から訴えることが難しい年齢の為、周囲の人が症状の悪化がないかなど、観察することが大切になります。

・高熱(38℃~40℃)が突然でたあと3日間ほど続く
・熱が下がった後、体幹(胸からお腹)に赤い発疹がまだらに現れ、首や手足に広がります。
(発疹は数日で痕を残さずきれいに消えていきます)
・下痢、首のリンパ節や瞼の腫れ、乳児では大泉門の膨隆(頭頂部が盛り上がる)が見られることがあります。

*大泉門の膨隆:1歳7ヶ月頃までの赤ちゃんは出産と脳の成長を妨げないように頭の骨同士の組み合わせ(縫合)が緩くなっていて閉じきっていません。
そのため、頭蓋内の圧力が上昇するとその圧力によって大泉門と呼ばれる骨と骨の隙間(前頭部)が盛り上がってしまうのです。



突発性発疹の感染経路と予防

だ液を介して人から人に感染しますが、重症になることが少ないため成人ではほぼ100%の人がヘルペスウィルス6型の抗体(感染すると体の中で作られる)を持っていると言われています。

特別な予防は必要ありません。

突発性発疹の治療

特別な薬(特効薬)はありません。症状を緩和する対症療法のみですが、重症になることは数なく、特別な治療や対処を必要としない場合もあります。

突発性発疹に関して気をつけたいこと

家でのケア

〇水分補給と食事
・高熱が数日続くため、水分補給をこまめに行い、脱水を防ぎましょう。
(麦茶やお白湯だけでなく、薄めた果汁、乳幼児用の経口補水液や出汁汁なども加えましょう)
・母乳は普段通り、食事は消化の良いものを(おかゆやうどん、市販の離乳食やゼリーなども食事を作れない時には良いでしょう。

〇服装と部屋
・服は着せすぎて汗をかいていないかを観察し、通気性をよくして汗をかけばガーゼで拭いてあげましょう。
熱が高い場合は耳の後ろを水で絞って少し冷やしたガーゼを当ててあげると良いでしょう。
無理に保冷剤などで冷やす必要はありません。
・手足が冷たいなと感じれば、ブランケットなど掛けものを1枚増やしてあげましょう。
・大人が感じる温度で暑すぎず、寒すぎないよう室温を調整(冬は20~25℃、夏は27℃~28℃ですが、冷房の設定温度のことではありません。
100円ショップなどである室温や湿度がわかる温度計があれば便利です)してあげましょう。
・冷房や日光が直接当たらないようにしてあげましょう。
・外出しない場合朝晩のリズムが崩れてしまいがちになります。光を取り入れ、部屋は閉め切らず、換気はよくしておきましょう。

〇お風呂
熱がある間は体力を消耗して症状が悪化することがあるため、お風呂は控えたほうが良いでしょう。
熱が下がり症状が改善すれば入っても問題ありませんが短時間で終わらせ、様子を見ましょう。

外出について

症状がある間は外出を控え、なるべく室内で静かに過ごしましょう。体力や病気に対する抵抗力が低下しています。
回復後もしばらくは無理をせずに過ごしましょう。散歩やスーパーへの買い物などから始めると良いでしょう。

 

突発性発疹が出たら受診は必要?

高熱による熱性けいれんや急性脳症、肝炎などが起こることもあります。
重い合併症を防ぐためにも1歳未満の乳児で高熱が出た際は受診をしましょう。

〇症状が改善しない、悪くなる時はすぐに受診しましょう
突発性発疹は熱が下がった後発疹が出てから診断されることが多く、発熱だけではウィルス検査をしなければ突発性発疹かどうかわかりません。
しかし発熱を引き起こす原因はたくさんあるため、発熱や他の風邪様症状だけでは突発性発疹の検査を受けることは少ないでしょう。
他の病気であった場合や合併症を見逃さないためにも、自己判断で決めつけず、症状が悪くなる、様子がおかしいなど変化が見られたらすぐに受診しましょう。

〇受診すべきタイミング
乳幼児がかかった場合は、訴えが少なく判断がしづらいものもです。
”普段と違う”という感覚を大切にしましょう。普段から平熱などは把握しておくと良いでしょう。

・症状が改善しない。酷くなる。
・食事や水分を受け付けない
・おしっこの量が少なく、色が濃い
・反応が鈍くなった。話しかけても反応がない。
・仰向けになった状態で首だけ持ち上げようとすると前に曲がらない(痛がって泣く)
・けいれんが出た
・泣き止まない

〇受診時に伝えたいこと
・発熱以外の症状があるか(下痢、おう吐、腹痛、咳など)
・いつから症状が出たか
・不機嫌や夜寝ないなど、いつもとの様子の違い
・母乳やミルク、食事は摂れているか
・おしっこや便の量、色、臭いがいつもと変わりないか



 



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