放置してはいけない胆管炎・その原因と症状と治療方法

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胆管炎の原因

胆管で起こる炎症は、胆汁の流れる胆管が詰まってしまうことと、たまってしまった胆汁に細菌が感染してしまうことで胆管炎を引き起こします。
胆管が詰まってしまう原因には次のようなものがあります。

・胆石
40歳以降の太った女性に多いといわれています。胆石が胆管を詰まらせて炎症を引き起こします。

・胆管がん
胆管にできるがんが胆管を圧迫し、胆汁の通り道を狭くしたり詰らせたりすることで、炎症を引き起こします。

・すい臓がん
胆汁の流れる胆管と膵液の流れる膵管は、十二指腸で合流します。すい臓にがんができることで合流する部分が圧迫され、胆汁の流れが悪くなり炎症を引き起こします。

・慢性膵炎
すい臓がんと同様で、炎症が原因で胆管が狭くなり、胆汁の流れが悪くなるので炎症を引き起こします。

・胆のう摘出術後など
手術によって胆管のつなぎ目が狭くなったり塞がってしまうことや、胆管をつなげた小腸から食べ物や腸液が逆流することから、炎症を引き起こします。

胆管炎の症状

胆管炎の主な症状は3つあります。

・発熱
胆汁が細菌に感染することで熱が出ます。39度を超える高い熱が出たり、悪寒を伴うこともあります。

・腹痛
お腹の上の辺りから肩や背中まで、痛みの出る部位には個人差がありますが、強い痛みがみられます。

・黄疸
胆汁に含まれるビリルビンが排出されずにたまってしまい、肌や白目が黄色くなったり、濃い尿や白い便が出たり、皮膚がかゆくなることがあります。




胆管炎の治療法

まずは絶飲食とし、炎症を抑えるために抗生剤を投与します。

そして胆汁の流れを改善させる治療(胆管ドレナージ)を行います。

胆管ドレナージには2つの方法があります。

・内視鏡的胆道ドレナージ(ERBD)
胃カメラを十二指腸まで挿入し、胆管に細い管を通して胆汁を排出する方法です。
管を通すときに詰まった胆石を取り除いたり砕いたりすることもあります。

・経皮経肝胆道ドレナージ(PTBD)
お腹に直接針を刺して肝臓内の胆管に細い管を通して胆汁を排出する方法です。
症状が安定すると食事が再開されますが、胆管炎を引き起こす原因は食生活を見直すことがとても大切です。
1番多い原因とされる胆石においては、コレステロールの摂りすぎが影響していると考えらえていますので、脂っこい食事を避けてバランスのよい食事を心がけたり、運動不足にならないよう健康的な生活を送る必要があります。
胆管炎は敗血症や播種性血管内凝固症候群(DIC)などを併発すると、重症になる危険性があるので、早めに治療することが望ましいです。



 



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