脊柱管狭窄症の入院費用や放置しておくとどうなるのか

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脊柱管狭窄症ときいてもなかなかイメージができないのではないでしょうか?

そこで脊柱管狭窄症の症状や治療法、もし放置しておくとどうなるかなどご説明していきます。

脊柱管狭窄症の症状

脊柱管狭窄症の良くみられる症状です。

・間欠性跛行(かんけつせいはこう)
脊柱管狭窄症の代表的な症状です。10分程度は普通に歩くことができますが、その後、腰から足にかけて痛みやしびれが出てきて歩けなくなってきます。
少し前かがみになって休むことによって、痛みやしびれが消えて再度歩くことができます。

・下肢の痛みや痺れ・知覚異常
下肢の痛みや痺れる感じだけではなく、足の裏がじりじりする感じがある。ふくらはぎがひきつるなどの症状が出ます。

・膀胱直腸障害
一日に何度もトイレで排尿をしたくなる頻尿と呼ばれる症状や、残尿感が残るようになります。また、失禁の頻度が増えます。

・腰痛
脊柱管狭窄症に関しては、他の腰の病気よりも頻度は少ないですが、腰に痛みが出ることもあります。

・運動障害
下肢の痺れや痛み、脱力感が生じることで筋力低下が起こり、長期に渡ることで筋肉が痩せ筋肉を動かしにくくなる筋委縮という病気に繋がります。そして足が動かせなくなる、歩くことが困難になることがあります。

脊柱管狭窄症の治療方法

・保存療法
脊柱管狭窄症は、症状が徐々に進行するので、基本的にまずは保存療法が最初に行われます。

・薬物療法
痛みを抑える薬や血行を良くする薬、筋肉をほぐす薬などを内服することで症状の緩和に努めます。

・運動療法
温めて血流の改善をさせる温熱療法(ホットパック)やストレッチ、下肢の筋肉や身体の筋力を強化する運動療法を行います。

・神経ブロック療法
圧迫されている神経やその周りに麻酔薬を注入して、痛みの伝達を遮断します。

・装具療法
コルセットを付けて腰の動きを制限し、腰骨を固定することで痛みを抑えます。

・手術療法
これらの保存療法を行っても症状が緩和しない場合や、強いしびれや麻痺が出現している、症状が悪化している場合などは手術療法が選択されます。
手術療法の種類としては、主に2つあります。

除圧術
神経を圧迫している靭帯、骨などを取り除き、脊柱管を圧迫から取り除く手術です。
通常の手術の他に、内視鏡で行なえる手術もあります。
固定術に比べると、比較的安全性の高い手術となります。

脊椎固定術
加齢などで、靭帯が衰えていたり、背骨がぐらぐらしていて、神経が圧迫されている方には、神経の圧迫を取り除いた後に、自分の骨や、セラミックなどの人工骨を用いて骨移植後、固定をします。

脊柱管狭窄症の手術の入院期間と費用

・入院期間について
手術後、2週間から3週間の入院が必要となります。
この中にはリハビリの期間も含まれています。
ただし、手術後コルセットが必要となる場合があります。
その場合、コルセットの作成に時間がかかるので、おおよそ1か月近くの入院が必要となる場合があります。(事前に作成準備を行うところもあるためケースバイケースとなります。)
内視鏡での手術の場合は、傷もそれほど大きくないため、早くて手術後4日目ほどで退院。
平均すると1週間ほどで退院することができます。
ちなみに職場への復帰ですが、除圧術単独の場合は約1か月半程度、固定術を行った場合は、3か月が目安となります。

・入院費用について
入院期間やコルセットを作成したりすることで金額が大幅に変わってきますが、手術費用のみでは保険適応3割負担で約30万円~40万円となります。
入院費用にお困りの方は、病院にいる医療ソーシャルワーカーに相談してみるといいでしょう。




脊柱管狭窄症を放置しておくとどのようなことが起こってくるか

放置しておくと、神経がますます圧迫されてしまうことで、安静にしている時でも下肢の痛みやしびれが出るようになってしまいます。

最悪、下肢をまったく動かせなくなったり、感覚がなくなってしまい、まったく歩けなくなってしまいます。

歩けなくなるということは、日常生活を思うように送れなくなることを意味するため、車椅子での生活や寝たきりの生活となってしまいます。

症状が悪化する前に、病院に受診することをおすすめします。



 



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