マウスピースの歯並びや歯ぎしりなどの矯正効果・値段

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マウスピース

 

マウスピースって歯並びの矯正効果があるのでしょうか?

さらに歯ぎしりや無呼吸症候群なども抑制する効果があるのでしょうか?

それらについてご説明していきます。

マウスピースの値段についても紹介していますので参考にしてください。

マウスピースって矯正効果あるの?

梅毒

歯並び矯正目的のマウスピースがあります(インビザラインとアソアライナーが有名です)。

歯科医院で歯型をとり、専門メーカーに送ります。

メーカーでは終了時の咬み合わせを想定し、段階を追って移動させる複数のマウスピースが歯科医院に届きます。

1−2週間おきに交換することで、徐々に歯に力がかかって移動する、という治療法です。

・マウスピースのメリット
矯正治療といえば、笑うと金属のワイヤーが見えますが、マウスピース矯正のメリットとしては、透明なので装着していてもあまり目立ちません。

また、取り外しができるので、衛生的に管理できます。

金属アレルギーの心配もありませんし、ワイヤー矯正より痛みが少なく、虫歯やホワイトニング治療なども並行して行えます。

・マウスピースのデメリット
一方、デメリットとしては、複雑な歯並びには対応が難しいことがあります。

この場合は部分的にワイヤー矯正を組み合わせることがあります。

また、しっかり着用していないと効果が薄いことがあります。

決められた装着時間は守りましょう。

いずれにせよ、ホームページでマウスピース矯正を扱っている矯正歯科認定医/専門医に相談してみましょう。

 

マウスピースの歯ぎしりやその他の期待できる効果

マウスピースは
・顎関節症
・歯ぎしりへの対応
・睡眠時無呼吸症
・スポーツ目的があります。

顎関節症はお口の開閉口時にあごの関節にカクンとかジャリジャリと音がしたり、痛みが出たりする症状で、マウスピースはあごの関節の状況を整えるのが目的です。

歯ぎしりはまだメカニズムが未解明なのですが、マウスピースは下あごが動きやすく(滑りやすく)すること、そして歯をカバーして歯が削れるのを防ぐことが目的です。

睡眠時無呼吸症用は、マウスピースで下あごを少し突き出して受け口のような状態にし、気道を広げることが目的です。

 

マウスピースの値段

治療目的と、作成する素材・方法によって値段(歯科診療報酬点数)が異なります。

この点数とは、保険診療の場合に窓口で払う額で、例えば3割負担の方は、合計点数の3倍を窓口で支払います。

顎関節症用で830 - 1530点、歯ぎしり用で950 - 1650点、睡眠時無呼吸症用で2300 - 3300点です。

この他に、初/再診料、レントゲン検査の料金、歯型を採る(印象)点数(42 - 230点)、装着に関する点数(30 - 300点)、装着後の調整や修理の点数などがかかります。

(2018年8月1日現在)保険が効くと言ってもかなりの金額ですので、事前に費用を歯科医師に確認しておきましょう。

一方、スポーツスプリントはパフォーマンスの向上、脳震盪予防、歯やあごを守ることを目的としています。

ラグビー、キックボクシング、ラクロス(女子)、アメリカンフットボール、空手、アイスホッケー、ボクシング、インラインホッケーでは装着義務があります(2018年8月1日現在)。

しかし保険診療は適用されません。各歯科医院で自費での扱いになりますので、歯科医院で費用を相談してください。

 

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